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地元パンダの話

正則学園がある千代田区神田錦町3丁目には、まぁまぁ有名なパンダがいる。

正則学園の裏手から歩いて48秒。

寒さで縮こまった歩幅で片道86歩。

ちょっとした広場(?)に、ポツンと一匹。

よく公園にある遊具のパンダ。

この不思議な光景は、去年の9月13日、ほぼ日さんのかつおさん(仁科勝介さん)が書いている『神田の写真。』でも取り上げられていた。

さらに調べてみると、日テレのニュースにも取り上げられていた。

https://news.ntv.co.jp/category/society/f087340040d44c48a5f97b1f61720184

2019年7月31日の記事だが、「謎解明」とあるのでよく読んでみると、本当に謎が解明されていた。

再開発事業の話し合いが済むまでの間は広場にしよう、と。

それで遊具を置こう、となったらしい。

記事の中で「今年2月から人工芝を敷き遊具を設置した今の形となった。」とあるので、2019年2月に設置されたということだ。

ちょうど3年前ってことになる。

お昼ご飯を買いにお弁当屋さんに向かうときは、いつも目にする光景なので、もっと前からいるものだと思っていた。すぐご近所さんの話なのに、知らないことだらけだった。




なんでパンダの話をし始めたかというと、

正月に実家近くの神社に行った帰り、すぐ隣の母校の小学校跡地に寄った時、同じものを発見したからだ。

自分が小学4年生のとき、小学校は校舎の建て替えで移転した。旧校舎跡地は今では住宅街と公園になっている。

公園に入ってすぐに気が付いた。神田錦町にいるのと同じパンダだ!

広い公園に、滑り台と記念モニュメントとパンダ

ここもまた、なんとも不思議な光景の広場だった。

1歳7カ月になった息子とぐるっと一周歩いてから帰った。当時長い廊下で有名だった母校の大きさを改めて感じた正月だった。




3学期が始まって約1カ月。

なんとなく撮ったパンダの写真を見て、ふと思った。

「これ、足元がスプリングじゃないんだな。」

冬休みの間、午前中は子供と公園まで散歩に行き、滑り台やブランコ、そしてユラユラ遊具で30分ほど遊んで帰るという毎日を過ごしていたので、変なポイントだが違いに気付いた。

調べてみると、ユラユラ動く遊具には2種類あって、「スプリング系」と「ロッキング系」があるらしい。

スプリング系は前後左右に大きくグラグラ。ロッキング遊具は、ベアリングによって前後にユラユラ。

最近はロッキング系の方をよく見る気がする。

ちなみにおいくらくらいするのかも調べてみた。気になっちゃったので。

「コトブキ」さんという会社のホームページで同じパンダを発見した。(コトブキさんは神田駿河台1丁目という、超ご近所の会社さんでした!)

「リトルポップ パンダ CP-01400」という商品、

お値段なんと!

税込み価格!

169,400円!!

おお~……。

……。

安全性や耐久性を考えたら、お安い!

17万円でお子さんの笑顔が見れるなら、どうです、みなさんもお庭に1匹。

検索していたら遊具の一般的な価格表が出てきた。公園ひとつ作るのも大変ということを知った。空き地ができたから公園にしようってならず、コインパーキングにしようっていう気持ちが分かった気がする。

勉強になりました。



一匹だけで空間を華やか(?)にしてくれるユラユラパンダくん。

みなさんも神田錦町3丁目、キンキン広場のパンダを探しにお散歩してみませんか?

大人は乗れない……。


【パンダの登場は実は2回目】


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