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2033年には10月と1月が存在しない!?

1999年7月恐怖の大王が降ってくると共に噂された2000年問題を知っているだろうか。

2000年問題とはコンピュータが1999年の次の年を2000年と計算することができず,1900年となってしまい様々なデータが破損し,計算が合わなくなってしまうのではないかと噂された問題だ。

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起きる事さえ分かっていれば,対処できる。実際に2000年問題は,乗り越えることができた。

しかし,2033年問題は起きる事が分かっているのも関わらず対処ができない問題である。

ここでは2033年問題について述べようと思う。


2033年問題

2033年は今日現在からおよそ11年後に直面する非常にやっかいな問題だ。

しかし,この問題をしっかりと認識している日本人は非常にすくない



なぜなら「どうでもいい」からである。



重大な問題であるにもかかわらず,「どうでもいい」とはどういうことだろうか。


何が問題なのか

2033年問題とは,旧暦の暦の計算が合わなくなることを指す。

旧暦が

4月・5月・6月・7月・閏7月・8月・9月
11月・閏11月・12月・閏1月・2月・3月

と10月と1月はなくなるし,その反対に閏と付いた謎の月が3個も入ってしまうのです!

また月(moonかmonth)のこと書いてるよこの人・・・


実際問題どうなのよ

では,旧暦が13ヶ月になり,10月と1月がないからなんなんだ!

実は,日本のある一部の業界の人たちに大きく関わってきます。


それは,結婚式場葬式場です。

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この2つの場所を聞いてパッと思いつく人もいるのではないでしょうか。


結婚式は「仏滅」を避けなるべく「大安」で挙げる。

葬式は「友引」を避けた方が良い。

と,いった言葉を聞いたことはないでしょうか。

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そう,この「仏滅」や「大安」,「友引」といった六曜と呼ばれる配列は旧暦を基に並んでいます。

つまり,旧暦がはっきりと決まらない2033年は,六曜をきめることができないんです!!

2033年は,この六曜を決めることができません!そのため,結婚式を上げた方が良い日や葬式を避けた方が良い日が分かりません。


一応,日本カレンダー暦文化振興協会が閏11月だけを入れて
閏7月 → 8月
8月  → 9月
9月  → 10月
閏1月 → 1月

にする方法を取るのが無難なのではないかと意見を出しています。

国立天文台もこの問題には相当悩まされているようです。

これを機に

今回の旧暦2033年問題を機に,この六曜を廃止してもいいんじゃないか。
そう思った人がいるかもしれません。

実はこの六曜。一度廃止になっているんです。


明治5年に明治政府が明治天皇の名の下に

今般太陽暦御頒布に付、来明治6年(1873年)限り略暦は歳徳・金神・日の善悪を始め、中下段掲載候不稽の説等増補致候儀一切相成らず候

として,その日の吉凶を選ぶことは辞めようと宣言しました。

しかし,人々の反発に合い,こうして今現代にも残り続けています!

オカルトパワーの凄さここに極まれりである。


12年後覚えているかどうかは分からないが,この問題のリミットは決まっている。その時に,どのような結論が出ているか非常に楽しみである。

2033年にまた思い出してみよう!