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とある教師の独り狂言(モノローグ)~英語のリスニング力を上げるのに使えるサイトをご紹介!~

私は、正則学園高校に勤める英語科教員、makki(マッキー)という者である。

第63回とある教師の独り狂言!(紅白歌合戦のタイトルコール風に)

…、スミマセン。もうネタがないんです。(笑)

この最初の入りもいつも考えているのですが、“毎回毎回”内容を変えるのも結構至難の業で「嫌になっちゃう」こともあるんですよ。

ある朝、僕は店のおじさんとケンカして海に飛び込んだんですが。
初めて泳いだ海の底はとっても気持ちが良かったんですよね。

…まあ、ネタには困っていないようだ。
(ちなみに上記は「およげ!たいやきくんの歌詞のパロディである。
…って言うかもう「まじめにやれ!makkiくん」である。)

さて、入りはこんなだが。
今回は本業がらみの話をしようかと思う。

よく、生徒から言われる質問として、

「リスニング力を上げたいんですがどうすればいいですか。

という質問をよく受ける。

これに関しては(特に英語を生業としている教員やその道の方によって意見が分かれるところかと思うが…。もしそのような方の中が「私はこうしている」というのがあったら是非教えて頂きたい!!)、私が気を付けているのは以下の4点

① 単語の難易度がそれほど難しくない(もちろん本人にとってであるので、人によってこれは変わってくると思う)ものをチョイス
→単語が難しすぎたり、文法が複雑すぎたりすると、聞き取れても何のことかわからないからである。

② 読まれた英文のスクリプトがセットになっているものを使う
→後で復習するときに、聞き取れなかった単語などを、これを使って補う。

③ 場合によってはディクテーション
→聞きながら全部読むのは至難の業なので、各単語の頭文字とか2文字とかを書き取り、後で文にまとめる

④「聞き取る」こと自体をトレーニングするなら、「留守番電話」や「ラジオ番組」を聴く
→日頃、私たちは情報を仕入れるとき(YouTubeやテレビなど…)に映像と一緒に音声を耳から入れている。もっと言えば最近はテロップが出るのが当たり前だ。もちろん、耳が聞こえない方には便利になった世の中だとはいつも思うのだが、普段情報を得るときに映像に頼ってしまい、音声に対して昔以上に意識を向けていないのではないか、というのがmakkiの見解である。
そこで、“「聞くことだけ」で情報を仕入れる”という作業を意図的に生み出す方法は、(たとえ日本語であっても)「リスニング力」を高めるのにいいのではないか、と思っている。

以上のポイントをイメージしながらトレーニングすると、「英語のリスニング力」の向上につながるのではないか、と思っている。

(※これは裏技っぽい雰囲気もあるので敢えて※表記にするが、英語の音声自体を予め体に慣らすなら、「小さいころから英語を“聴く”」というのも、方法かもしれない。)

さて、そのうちのいくつかのポイントに当てはまる「英語のプレゼンのサイト」をプレゼントとして(何の?爆)紹介しておこう。しかも無料で利用できる!!

そのサイトというのが、

「TED」

というものである。

(調べてみたが、どうやら

 T … Technology
 E … Entertainment(Educationとか思っていたが意外だった)
 D … Design(こちらもDevelopmentとかかな?と思っていたので意外だった)

の頭文字から来ているようだ)

昔、Eテレでこちらのプレゼンを元に英語学習の番組が組まれていたので、存在は知っていたが、つい最近久しぶりにサイトに訪れたところ、なんと色々とサイトがバージョンアップしていたのだ。

先ほどのmakkiのポイントと照らし合わせると、

① … 実際のプレゼンなので、専門用語はそれなりに使われているものの、ジャンルごとにスピーチを検索できるので、自分の興味のあるテーマから入れるのが長所だろう。好きな内容のスピーチなら学習も進むこと間違いなし!
② … 基本的に英語のスピーチが多いので(日本人による日本語のスピーチもある!)、その場合は英語のスクリプトが基本的にはあるようだ。英語の翻訳もあるが、どうやら翻訳者がいる場合にのみ日本語訳もあるようなので、全てのスピーチについているわけではない。ただし、再生スピードの変更や頭出しなどもできるので、苦手な部分を何度も聞いたり、その場で日本語の意味を確認したりすることもできる。
③、④に関しても、サイトをうまく活用すればそれっぽいことはできそうだ。

と、いいこと尽くしである。
しかも、先ほど書いたように基本的には無料で使えるようだ。

初学者には多少難しいかもしれないが、使いこなせれば英語学習には非常に役に立つと思っている。
興味を持った方は、ぜひ試して頂きたい。

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