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学於note ~瑞気集門~

ごきげんよう!

正則学園お勉強noteの国語編「学於note(ガクオノート)」です。

今回は先日行われた「駐日スウェーデン大使訪問」に関連するお話をさせていただきます。

今回は漢文的な要素少なめだと思います(笑)


瑞典

そもそも駐日スウェーデン大使訪問って何?という方はこちらから↓

SDGsの取り組みからこんなことになるなんて、ホントにビックリしました。初めて聞いた時は( ゚Д゚)え?wwwってなりました(笑)


さて、

いよいよその日が近づいてきた!という頃にまで遡ります。当日の流れを確認する会議の後、何かお土産に渡せたらいいよねという話になりました。

教員H「何か色紙に書きましょうか?」

H川先生「お、いいね」

簡単に決まったけど、言ったのは自分だけど、さて何を書こう。

そもそもスウェーデンって漢字でどう書くんだろう?

フランスは仏蘭西、イタリアは伊太利、ドイツは独逸、スウェーデンは……、

瑞典

へぇ~!初めて知った!でも、このまま書くのもなぁ。

「瑞」って良い意味の漢字だから使いたいなぁ。そうだ!

って流れで思いついたのが、「瑞気集門」という言葉でした。


瑞気集門

さてさて、ちょこっと学於noteのお時間です。4文字の短い言葉なので、まずは読んでみましょう!

瑞気、門に集まる(ずいき、もんにあつまる)

集まるという動詞に着目して、「何が」「何に」「何を」と考えを広げてみましょう。

すると「何が」に当たるのが「瑞気」となり、「何に(どこに)」に当たるのが「門」となります。

」とは、吉兆や、めでたいことのしるし、新しく清らかなこと、という意味を持つ漢字です。

瑞気」とはつまり、おめでたい運気(雲気)という意味。

それが「」、つまり家の入口、玄関にまってくるという、縁起のいい4文字の言葉なんです。

そういえばこの言葉、今年の年始の記事にも書いてましたね(笑)

↑この時は行書で書いていますが、今回大使のお土産にお渡しした色紙は違う書体で書きました。

正月に飾る書として縁起のいい言葉をお渡しして、とても喜んでいただけました。(よかったぁ!涙)

この日は2年生の進路相談会も行われていたので、教員Hは誘導に徹しようと思い、お渡しするのは校長にお任せしました(笑)言葉の説明は、今回通訳として大活躍してくれたハギ―先生に、事前に渡した原稿をもとにしてもらいました。

すると、室内から呼ぶ声が。(そりゃ呼ばれるよね)

「ありがとう、額に入れて飾らせてもらうよ」

「一階に飾ってあった『&正則学園』もあなたが書いたんだって?」

と、大使から英語で声をかけられました。何となく言っている意味が分かったので、通訳される前に「サンキュー」と「イエス」だけ言えました(ちょっと交流できた!笑)

どんな額に入れられるのか、どうやって飾られるのかは気になりますが、自分の拙い書がスウェーデン大使館に飾られるかと思うとなんか嬉し恥ずかしですね。



実は、、、

今回お土産を書くにあたり、色紙を10枚用意しました。一発で仕上がるとは思わなかったので。

10枚すべて使い、5枚は気に食わなくて破棄、1番良いものを大使に、残りの4枚、まぁまぁ良く書けたかなというものがあります。

1枚は学校の玄関にも飾ろうよと言われキープ、1枚は教員Hの机上に、あと2枚はしれっと、その場にいた先生のご家庭へ(笑)

スウェーデン大使館に飾られるかもしれない作品の兄弟たちが、各家庭でも招福効力を発揮してくれることをお祈りします(笑)


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