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学於note ~おいおいまた何か始まったぞ~

ごきげんよう!

創立記念日前日に突然始まりました、「学於note」(ガクオノート)

担当は教員Hでお送りいたします。

いやぁ、最近pupaでラジオ収録に取り組んでいますので、テンションはラジオパーソナリティで書いておりますよ。みなさんもぜひ好きな音楽をBGMにしながら読んでくださいね。

さて、「学於note」って何よってことなんですがね、

正則学園のnoteはSN先生の役に立つ英語講座や、つるぎ先生の数学の話、ムーンやマンスの「月」の話をするスー先生、最近ではABC先生のフランス語講座も始まったりして、お勉強記事が充実していると思うんですよね。

でもなんか足りなくないか?

英語科、数学科、理科、社会科、


おい、国語科!!Σ( ゚Д゚)


教員Hは書道の記事や芸術の話、甲骨文字の話を書いてきたので、芸術科書道の教員としてnoteに参加してきたんですね

専門性は低いけど、一応国語の教員免許も持っているので、今回は国語の教員Hとして登場です!(ドン!!)

でもあまりにも専門性の低いこと喋っても方々から何か言われると思うので、書道とも関連が高いところでお話ししましょう

高校生、さらには正則学園を受験してくれるかもしれない中学生にもためになりそうなことって何だろうな~

あと教員Hが喋れることっていうと~、


漢文」かな!


うわっ!一気に読者が引いた気がするぞ!!

そんな難しい話なんてしませんよ!漢文はちょっと難しく捉われがちですが、コツを掴めば楽しいんですって!



学於note

さて、これも言ってみりゃ漢文です。

「於」は「オ」と発音する漢字ですが、「置き字」といって、場所、対象、比較、受身の意味を付け加えるのに使われる前置詞です。

前置詞!なんか聞いたことあるフレーズ。

つまりどういう構造かといいますと、

学(まなぶ・動詞) 於(~に・前置詞) note(正則学園のnote・名詞)

日本語に直すと、

「正則学園のnoteに学ぶ」(正則学園のnoteで学ぶ)

となります。

英語にしてみると

study at note

になり、今回の「於」は「at」ってことになるんです!

「於 体育館」と書いてあれば「体育館で」

「於 正則学園」と書いてあれば「正則学園で」となるわけですね。


先ほども言いましたが、場所だけでなく対象も表すことができます。

だから「note学ぶ」とも読めてしまうんですが、そこは前後の文脈とか、前置詞の前の動詞を見て考えましょう。

例えば、「志於医師」なら、「医師志す」になりますよね。「医師」が「志す」対象になるわけです。「医師志す」という訳は意味不明ですね。


詳しく文法的な話をし始めると誰も読んでくれないかもしれないので、今日はサラッとこの辺で終わりたいと思いますが、みなさんお気付きですか?

英語の文型と似てるかも…?

そうなんです、動詞+目的語などといった基本的な形は似ています。以前高校1年生に教えていた時も、「漢文は分からないけど英語はできる」という生徒にこの話をしたら、「あっ、そういうこと」と返り点の問題すらすらと解けるようになっていました。

I love you = 我 愛 汝 (われ なんじを あいす)

教員Hも書道作品を読むときにまず目を付けるのは「動詞」です!

次回はそのお話をしたいと思います。

♫  ♫  ♫

さて、そろそろお別れのお時間となりました。

教員Hの学於note(ガクオノート)

「於」の使い方は分かっていただけましたか?

また次回、お会いしましょう!!






みんなにも読んでほしいですか?

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