青少年赤十字(SG-JRC)活動報告
Hより報告を申し上げます。
SG-JRCは2024年11月2日(土)に開催された文化部祭にウクライナの方々を招待し、けん玉やかるた、書道を始めとした日本の文化を楽しんでもらいました。
今回の取組みは、夏に行われたJRC(日本赤十字 東京都支部)での研修から始まりました。そこで日本で暮らすウクライナから避難された方々がどのような生活をしているのか、困っていることはないか、同世代のウクライナの若者と交流を行いたいと思い調べ始めました。調べていくうちにウクライナの方々の就労支援を行うウクライナ心のケア交流センターひまわりが経営するココロゴトカフェのことを知りました。早速、連絡し今回の趣旨を説明したところ協力していただくことになりました。
9月29日(日)には、ウクライナ大使館主催の「平和と鎮魂の祈り」へ参加させてもらいウクライナの方々と交流させていただきました。おかげでウクライナの文化や日本での生活のことなど貴重なお話を伺うことができ、ウクライナの方々の現状について改めて再考する機会となりました。
文化部祭ではこれらを踏まえ校内の生徒たちや来校された方々に向けてウクライナの現状や文化風習に関する展示を行ったり、来校されたウクライナの方々にけん玉やかるた、書道の体験をしてもらいました。また、ココロゴトカフェで販売されている世界の平和への願いを込めた「peace @ココロゴト テイクアウトドリンク」の出張販売(販売を承諾いただいたSUGIZOさんありがとうございました。)もしていただき、有難いことに完売致しました。こちらのドリンクの売り上げの一部がウクライナ大使館を通してウクライナの子供達のために寄付されます。
ご購入くださった方々を含め、ご来校くださった方々に対し感謝申し上げます。
今回の活動では祖国が現在も紛争中であるウクライナの方々が少しでも楽しい時間を過ごしてもらえればという目的で個人としても学校としても初めての試みであり、多々憂慮することもありました。しかし、ウクライナ心のケア交流センターひまわりの皆様、ココロゴトカフェの皆様、日本赤十字東京都支部の皆様、先生方、SG−JRCメンバーと多くの協力があって成し遂げることができました。
この場を借りて皆様にお礼を申し上げますと共に早期に紛争が終わりウクライナの方々が祖国で安心して暮らすことが出来るよう願っています。
今後もココロゴトカフェさんとは交流をさせていただき、ウクライナの現状を皆様に知っていただける活動を継続できたらとの所存であります。