SN's Diaries Spinoff 10 ~SNの大学受験の思い出~
高校2年生の夏、大学受験を決めた。(別に彼女に振られたからとか、そういうわけではない。笑)
埼玉県の公立高校に通っていた私は、もともと大学受験なんてものは考えてもいなかった。
私のいた高校は、進路先が大学・専門・就職でバランスの良い学校だったので、まぁ最悪どこに転がり込んでもいいやという感じでした。
高校生になるまでは苦手で嫌いだった英語が、当時の担当の英語の先生の影響でできるようになり、好きになり、教師になりたいと思ったことが、大学受験のきっかけです。
成績も、中の中くらいであった私は、当然指定校にひっかかる評定がなく、一般受験を余儀なくされました。
(厳密にいえばありましたが、惹かれる大学がなかった。)
納得いくまで…
一般受験を控え、もちろん「センター試験」も受けました。(今でいう大学入試共通テストですね)
無事、センター試験は大失敗。
その後、有名私大~滑り止めでランクが低めの大学まで含め、私立大学入試が始まりました。
こちらも無事、大失敗。
受けた大学の中で、1つだけ合格しました。
高校2年の夏から勉強を始め、青春を1年半費やしたあげく、合格した大学は指定校と変わらないレベル。
当然ながら納得いくわけもありません。
親に頭を下げ、浪人を決意しました。
浪人時代。。。
私は、河合塾という予備校に通い始めました。
授業スケジュールは、高校のように決まっていますが、それ以外の時間は大学のように自由。
高校と大学の中間地点のような場所でした。
もちろん、友人もできました。
友人の中でも、高校時代の私のように受験をあまく見ていた者もいれば、有名私大には合格していたのに、国立へ行くため浪人したなど、様々な予備校生がいました。
今思えば、
「浪人してよかった」
と心から思えます。
それはなぜかといえば、
好きな英語を好きなだけ勉強できたからです。
ただしかし、英語のスキルは著しく伸びた一方、苦手だった国語や日本史の勉強がおろそかになっていました。
それもあり、第1志望の大学は失敗。
第2希望~第4希望の大学は合格したものの、自立したいという気持ちもあり、東京から遥か遠く、北海道の第4希望の大学へ行くことにしました。
北海道での2年間の大学生活を経て、3年次から東京の大学へ編入学。
正直、第1希望の大学が恋しい気持ちもありましたが、それでも悔いのないように受験を終えることはできたのかなと思います。
浪人していなかったら、後悔していたかも….。
つまり、受験生に何を伝えたいかというと…
全力でやれ!!
悔いを残すな!!
ということでした。
ありがとうございました。