四角い点?―つれづれなるままに🏄―
どうもこんにちは、ABCです。
先日、「正則学園の数学屋」さんことつるぎ先生が、「ポワンカレ予想」についての記事を書いてましたね。
ポワンカレ予想そのものについての説明は👆の記事でご覧くださいとして、ここでは割とどうでもいいけど、ちょっと「おっ?」と思ったことを。
ポワンカレはフランスの人ですが、フランス語を少しだけかじったABCには、彼の名前が「ポワン」と「カレ」に分解できるように思われました。
フランス語で「ポワン」といえば、その綴りは「point」。「点」ですよね。
そして「カレ」といえば、綴りは「carré」。「正方形」とか「四角い」とかいう意味です。
carré といえば思い出すのは、南フランスのニームにある古代ローマ時代の神殿「Maison Carrée」(メゾン・カレ)です。その名の通り、四角い形をしています。(最後に e が一つ多いのは、Maison が女性形名詞だからです。)
あと、日本では「カレ・ド・ショコラ(Carré de Chocolat)」というチョコレートも売ってたりしますね(森永製菓)。
そして point といえば「点」なわけですが、「点」って、考えてみたらすごく奥の深い言葉じゃないですかね?
「点」ってどういう意味?
「点」は「点」でしょ。「.」←こういうのとか「・」←こういうの。
動きがちなことで有名なあの「点p」も、たぶん「point」から来てますよね。
あと、SG的には、最近の(?)「point」(ポワン)に関する話題でいうと、やっぱり「POINT ET LIGNE」(ポワン・エ・リーニュ)ですかねー。
「POINT ET LIGNE」とは、フランス語で「点と線」という意味!
今年度の入学式も行われた「神田スクエア」の1階に入っている美味しいパン屋さんの店名です😋
「点と線」もまたどことなく数学っぽさを感じる名前なわけですが・・・。
あと、「地点」とか「時点」とかもまぁわかるじゃないですか。
例えば世界地図で見たら、東京なんて文字通り「地点」ですよね。
あとあと。
👆の地図でもそうなんですが、使うサービスによって多少の違いはあれど、位置を指し示すマークって大体こんな形👇してるじゃないですか。
これってなんだか、マークの尖った部分で地図上の特定の地点を突き刺しているかのようですよね?(刺さったところは文字通りの点でしょうけどね)
そう、まさしくこの「尖った部分」、すなわち「尖端」。
そしてそれを表す英単語が、これまた「point」!!(他にもあるっぽいけども!)
それでいえば、そういえば尖端を鋭く尖らせた打製石器の一種である「尖頭器」は、別名が「ポイント」!
しかし「点」には、そういう「点」以外にも、「点を稼ぐ」とか、「得点」、「採点」などという、「点数」に関する意味合いもあったりとかして。
その用い方をするときの「点」って、なぜ「点」というのでしょうね・・・?🤔
「ポイントカードでポイントが貯まる」とかもそうですよね。
さらにいうと、「多くの点で」とか「そのような点において」とかってどのような点???
さらにさらに、「視点」、「論点」、「着眼点」、「要点」、「観点」、「話のポイント」、などなど・・・。
いやー・・・
「点」って本当に「幅が広い」ですね。
点なのにね!!!
なんつって。
ということで、なんだかよくわからない記事になってきましたが、本来の話のポイントに立ち戻ってみますとですね。
要は、ポワンカレって、point + carré で「四角い点」って意味なんじゃね??? 数学者なのに??
数学者なのに!??
なんという運命的な!!!!
とかって思って調べてみたら、
ポワンカレの綴りは「Pointcarré」ではなく「Poincaré」でした!!
というね。
終
制作・著作
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