7月19日は女性大臣の日!!~英語科教員がジェンダー/政治にFocus~
なぜ日本の政治家は男性が多いのか?
なぜ日本の政治家は年齢層が高いのか?
言われてみれば.... という感じでしょうか。
日本ではそれがむしろ当たり前のように感じてしまっている人の方が多いでしょう。
① 歴史上最初の女性大臣が誕生したのは1960年
昔に感じるかもしれませんが、たったの60年前(昭和35年)の話です。
当時の第一次池田内閣に中山マサさんが厚生大臣となりました。
これを記念して、今日7月19日は女性大臣の日と定められたそうです!!
(中山マサ元厚生大臣:男女参画局より)
それからというもの...
現在に至るまでに大臣になった女性はわずか25人。
すくないですよね....
大臣になる女性が少ないということはつまり、そもそも、女性議員の比率が少ないということにもなります。
② 日本の政治に関わっている女性比率は??
朝日新聞の記事によると、今年の3月時点での日本の議員の女性比は9.9%。
IPU(列国議会同盟)では世界166位。
( IPU及び各国の議会・選挙管理委員会作成資料 )
[ ]内は2020年1月時点の値
ちなみに、世界1位のルワンダでは、61.3%。
世界2位はキューバで、53.5%。
つまり、半分以上が女性ということです。驚きですよね。
これでも実際には、少しずつ比率は良くなっているようですが、日本の男女参画は世界で見るとまだまだということは一目瞭然ですよね。
世界平均で見ても、25.5%。これが50%を超えるにはおよそ50年ほどかかるのでは?とも言われているとか。
SDGsで「ジェンダー平等を実現しよう」の項目がありますが、こういったことが関係しているというのも、理由の1つとして挙げられますよね。
③ おじいちゃん政治はいつまで?
男女参画に続いて、こちらも少し見ておきましょう。
(初閣議を終え、記念写真に納まる菅内閣の新閣僚ら=16日 首相官邸)
「女性2人だけ??」
「ん?ほぼおじいちゃん?」
なんて思う人もいることでしょう。
そうなんです。日本の内閣の年齢層は極めて高いですよね。
(時事ドットコムより)
男女参画とはまた別の視点ですが、一部、「若い世代が官僚になる」というような考え方はいつ実現するのでしょうか....
また、若年層の選挙への参加も重要になってきますよね!
ちなみに本学園では、生徒会選挙を実際に千代田区より投票箱をお借りして実施しています!!
こういう経験を高校生のうちにできることもSG高校の魅力です♪
また、話は戻りますが...
去年度より、SDGs「ジェンダー平等を実現しよう」にちなんだ取組も数々行っております!!
最後にリンクを貼っておくので、ぜひご覧いただければと思います!!
⇓⇓ 「ジェンダー」に関連したSG高校の取組 ⇓⇓
⇓⇓ 本日の記事の参考リンク ⇓⇓