見出し画像

STEAMが登場❣ 活気出てきたな!オラワクワクすっぞ!な話

どうもこんにちは、ABCです。

9月25日(土)。

産卵~孵化シーズン真っ只中で、7階のミツバチさんたちも神経を尖らせて(?)いたこの日(ABCも髪の毛に入り込まれて、ずっと頭頂部で「ブーン」っていってました。さすがにちょっと怖かったですw)。

学校見学会で中学生とその保護者の方々が多数ご来校されている中、同時になにやら「収録」というか「撮影」というか、も行われました(公表していいのかどうかわからないので、敢えてぼかした書き方をしていますw)。

その「収録というか撮影というか」に、我らが「STEAM & HISTORY 同好会」も登場!よく目を付けてくださいました!(感涙)

え、ちょっと待って。「STEAM & HISTORY 同好会」って何??
という方はコチラ 👇👇👇

👆 の記事ではいろいろ書いてありますが、簡単にいうと、部員各々が興味のあることをとことん突き詰めよう、そしてその成果を何らかの形で「表現」しようというクラブ活動です。

さて、この日の STEAM の目玉として、なんとお久しぶりに「アレ」が登場!!

画像1

こ、これは・・・!

2020年1月にミテラボさんとのコラボ企画で「プレイフルストリート」に出展した「活版印刷機」ですね!

今でも STEAM の大事な「財産」です!(ABC個人としては、当時の経験や思い出自体も大事な財産です)

コチラ👇の写真では、「活字」として用いた文字スタンプも並んでいますね。

画像2

ただ、この文章はミテラボさんに作っていただいたものなので、これをそのまま撮影に使うわけにはいかないかなーってなことで。

余っていたアルファベットスタンプで

S  T  E  A  M



H  I  S  T  O  R  Y

という形を作って印刷してみました。
(のに、その写真がないというね)

画像7

👆 部長、初めての活版印刷に挑戦中。

プレス機の下にベニヤ板が挟まっているのがわかりますかね?そこに活字代わりのゴムスタンプを貼り付けてあります。


しかも、今年の STEAM はこれで終わらない

画像3

👆 黒板になにやらプロジェクターで映ってますね。
よく見ると、「ジャンヌ・ダルクの真実 ~15世紀フランスの真相と異性装~」と書いてあります。

これはなんと、我らが STEAM 部長による研究成果発表です!!
(のに、その本編の写真もないというね・・・)

一応申し添えておきますと、ABCから「パワポでスライドにまとめて発表しなさい」とは一度も言ったことないんですけどね(そういう部にはしたくないもので)。その上で、自発的に探究し、発表の用意までするだなんて、本当に大したもんだと思います。

しかも彼のこの探究、テーマを選んだきっかけは単純に「ジャンヌ・ダルクに興味があるから」なんだと思いますが、着眼点が「異性装」ですよ!

現代において異性装をする人とは、また事情が違うとは思いますが、中世ヨーロッパ社会において、女性が男性の格好をすることがどのような意味を持って迎えられたのかという、いわばジェンダー史的な視点に着目しているところがさすがだと思います。

この研究は、実は現時点で未完成でして、今後の展開が楽しみです!
さらに彼は、Minecraft で15世紀のオルレアンを再現するプロジェクトも進行中!こちらも完成が見えてきたら、何らかの形で発表してもらいたいと思っていますので、お楽しみに!

オルレアン 】(Orléans)
フランス北中部サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏の首府で、ロワレ県の県庁所在地。百年戦争期にはフランス王国(シャルル王太子)の最後の牙城としてイングランド軍に包囲されたが、ジャンヌ・ダルクの活躍によって解放された。このため、ジャンヌは「オルレアンの乙女」とも呼ばれる。

さて、上の写真の手前ではスー先生がなにやらいじっていますが・・・。

よく見るとこれは、「PG UNLEASHED 1/60 RX-78-2 ガンダム」ですね!
さらにその横に小さく写っているのは、「RG 1/144 ストライクフリーダムガンダム」ですね!

これは一体何をしているのかと言いますと。
なんと副部長による宇宙物理学のプレゼンテーションの準備です!

画像5

ホワイトボードをよく見てみると、「ストライクフリーダムを作成するにあたって必要な条件を考察してみました。」と書いてありますね。

実はプレゼンテーションの中身自体はド文系なABCにはよくわからなかったのですが(え)、これはどうやら、地球と月のような二つの天体のそれぞれに万有引力が働いているときに、その「圏」のようなものの中で、どの位置であれば地球にも月にも落下することなく、もう一つの小さな天体(スペースコロニー)が建設できるかという、いわゆる「ラグランジュポイント」に関する話だったようです。

ガンダム好きから始まって宇宙物理学に行くだなんて、なんて理想的なんでしょう!まさにアソビが高じてマナビになっていったパターンですよね!

そしてその勉強をして、プレゼンテーションまで持っていってくれるところがなんともスバラシイです!


他にも個性的な探究活動や表現活動が続々と!

画像6

こちらではみんなで何やら作っていますね。

手前の二人が作っているのは・・・

これです!スズキのハスラー!!

写真真ん中の彼は大の車好き❣ しかも「可愛い車」が好きだということで。

単にプラモを作っているだけではないのです。
国産車を中心として、既存の「可愛いと思う車」をピックアップして比較検討し、どのような要素があれば人は「可愛い」と思うのかを考察した上で、まずはハスラーのプラモを作ることによって可愛い車を具体的に表現し、さらにそこから自分の思い描く「可愛い車」のデザインを具体化していこうとしています!やっていることは可愛いのに、意外と野心的な試みなのです。

写真奥の彼が作っているのは一体何でしょう?なにやら金属パーツが転がっているようですが・・・。

これはなんと、蒸気機関車🚂の模型です!
(STEAM だけにSL= Steam Locomotive なのね💦)

しかもこのキット、単なる鉄道模型ではありません!実際に蒸気機関を搭載し、本当に蒸気の力で走る(予定な)のです!

世界史では、18世紀後半にワットが蒸気機関を改良し、19世紀に入るとスティーヴンソンがこれを鉄道の動力として実用化したという話が出てきますが、その仕組みや原理の話まではしません。

仮にそんな話までしたとしても、実感としてはいまひとつなのだろうな、とも思います。
やはりマナビの実感を得るためには、実際にやってみることは大事だと思うのです。

作ることによって仕組みや原理を理解し、そしてそれが動いたときには、きっと感動することと思います。この「感動」も、とても大事なマナビであると思っています。

蒸気機関車に限った話ではありませんし、立体物に限った話でもありませんが、ぜひ自分の作った作品に感動してほしい。これは STEAM の活動に込めた想いでもあります。

そしてラストはこれ!

エビ、カニ、イカ、金魚

エビ、カニ、イカ、金魚
見てわかりますか?これ全部ストローでできてます。

こちらは最近になって加入してくれた1年生部員の作品です。ABC的には、エビが特にお気に入りです(よくできてる!)

しかしこれは、少なくとも現時点では「一芸披露」って感じかな~。STEAM の活動としては、ここから何をどう探究し、表現していくのかが楽しみですね!(ストローでリアルな水族館ができちゃったりして!)

そんなこんなで。
今回撮影対象としていただけたことで、なんだかいつも以上に活気のある充実した活動ができたように感じました。企画してくださった方、撮影してくださった方、部員のみなさん、お疲れ様でした & ありがとうございました。

今回の経験を弾みにして、これからも STEAM & HISTORY 同好会は、アクティブにマナビをアソビつくしていきます❣❣