学園の歴史を象徴する書物を発見...?! 明治時代へタイムスリップ!!
「すごい!! 明治時代の英語の教科書?!」
「英語より日本語の方が読めない!!!笑」
「え、この教科書の著者が正則学園の創設者?!」
どうも、正則学園高校英語科教員のSNです!!
この度は、とんでもないモノを寄贈いただきました。
サムネにもある通り、明治時代の英語の教科書です!!
何がすごいって...??
ただただ昔の教科書というわけではないのです。
それはここから綴っていきます!!
歴史ある教科書
千代田区神田に所在する正則学園高等学校。
昨年、2020年には創立124周年を迎えた歴史ある男子校です!!
つまり創設は、1896年(明治29年)です!!
創設された際の本学園名は、正則英語学校でした。
明治時代、英語の教育が詰め込み式の変則であったことに対して、正則な英語教育を行うという意味から由来して、こういった校名となっていたそうです。
本学園の創設者が、斎藤秀三郎先生です!明治・大正を代表とする英語学者・教育者であったお方です!
この斎藤秀三郎先生が著者でもある教科書、正則英語学校で使われていた英語の教科書が、当時卒業された方から寄贈していただいたのです!!
歴史を感じさせる一枚です...。
出版社は「KOBUNSHA」とありますが、現在ある「光文社」さんとは別のようです。(教科書内には「興文社」とありました。)
最初は今実在している光文社さんかと思ってしまいました!笑
中身はどんな感じ?
いやぁ、またこれ、ALL ENGLISHっていうところも英語学校らしさがありますよね!! (今や大学の英語の授業等では、海外の教科書つまりALL ENGLISHのモノを使うという所も多いですよね!)
本学園のALTとも一緒に見ていたのですが、今では明らかに使われていない(いろいろな意味で)語も多いですよね。
そりゃ英語の進化速度は日本語の比じゃないですもんね。
同じ100数年でも、かなり違うのでは?と。
...って思っていたのですが、日本語も負けていません。
よ、読めないっ!!!!笑
いや、読めそうなところもあるけれど、とても読みづらい!!笑
「これ...日本語より英語の方が読めるなぁ...」
って思ったのが私の感想です。笑 みなさんはいかがですか??
今後の予定!!
今後は教科書内に記載されている英語表現などをmakki先生やALTと協力して解読していきたいなーと思います!
明治時代に教えられていた英語。時を経て令和を生きるみなさまにおもしろおかしく伝えていけたらと思っております!
どんな表現が使われていたのか。
今の英語との違いは何か。
「おお、この覚え方いいぞ!」なんてモノも見つかるとおもしろいかもしれませんね!
それでは!今後の投稿をお楽しみにしていてくださいー!!