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LoLを熱く語る顧問

ABC先生から無言で一つの記事が送られてきた

これは,確かに参加するしかない!
と,LoLをやっていないe-sports部顧問スーが熱く語っていこう

LoLが全くできない顧問

e-sports同好会を立ち上げ,LoLを部活動でやることを独断と偏見で決定した。そしてそのうえで顧問の自分もやってみようと思い,自宅のPCにLoLをインストールした

チュートリアルも終わり,AI戦を始めようとしたところ・・・
とある悲劇が待っていた。

サモナーズリフトへようこそ
味方のタワーが破壊されました

LoLをやっている人なら分かるはずだ。
この2つがほぼ同時に聞こえることはない!!

我が家のWi-Fi環境が非常に脆弱なため,サモナーズリフトに降り立った時には,ミッドのタワーが折れていたのだ・・・

慌ててアッシュでスカウトホークを取得しスキルを撃った頃には

DEFEET

このゲームをやらない。そう決めた瞬間だった。

LoLをプレイしていないのにLoLを語る

自分でLoLをプレイできないので,LoLのプレイに対して何か語るということはできない。ので,この3年間部活動を監督していての話を書かせてもらおうと思う

以前,e-sports同好会の記事でも書きましたが,大会で行われる試合前のBanPickがこのゲームが非常に面白い一因です!

この当時だと,155体目のチャンピオンが実装した段階での計算ですが,チャンピオンとルーン,サモスペを合わせたBanPickの種類は1載を越えてました

このBanPickでの心理戦と駆け引きが非常に難しく面白く
BanPick次第では,試合の展開すら変わっていく

高校生の大会だからこそ,みんなが全部のチャンピオンを持っている訳ではないし,レーンのチャンピオンを全部使えるわけではない
だからこそ生まれる心理戦とPickの順番が高校生大会の一つの醍醐味ではないかと思う

プロ同士の大会であれば,多少の上手下手があるとはいえ,自分のロールのチャンピオンは大体使える。また,全プレイヤーが全チャンピオンを持ってることを前提にBanPickを考えていく
そのため,メタBan(現在パッチの環境で強いチャンピオンをBan)するか,タゲBan(相手の得意なチャンピオンをBan)するのが主流・・・なのかな?
(プロの大会を全く見ないので憶測で語るw)

それが出来ないのが高校生大会。
自分の使いたいチャンピオンをPickできるのは何周目のPickなのか。誰と誰がチェンジできるのか。相手の得意なチャンピオンは誰なのか。相手のチームのエースは誰なのか。
戦略の立て方が非常に難しく,だからこそ面白い

なぜか知らないが,正則学園LoLチームはレッドサイドを引くことが非常に多い。全国規模の高校生のesportsの大会である全国高校eスポーツ選手権とSTAGE:0を合わせて14試合をしているが,そのうち,11試合でレッドサイド。ブルーサイドになったのはわずか3試合だけである(そのうち1試合は不戦勝)

レッドサイドは,最初に相手にチャンピオンをPickされる代わりに,相手の全てのチャンピオンが確定してから最後のチャンピオンをPickすることができる。このラストPickで相手全てのカウンターとなれるチャンピオンをPickできれば勝てる。ラストPickで相手のチーム構成の穴をつけるチャンピオンをPickできれば勝てる。
プロならこうなるのであろう。

しかし,高校生大会では,最初のPickを相手に渡す有利を最後のPickで詰めることはかなり難しい。だからこそ,もうレッドサイドになることを前提にBanPickを考え,練習をする。

しかし,本番の試合では予想外のことが起こる。Banを間違えたり,事前に予定していたBanチャンピオンを相手がBanしたことによるプラン変更。取るはずだったチャンピオンは取れたけど,相手の構成が予想を大きく外れた

このときに,次のBanまたはPickまでの30秒味方全員での意見共有,意思疎通,意志統合し確定する。この瞬間が一番頭をフル回転させ,最も楽しい場面であると思う

私は,自分ではLoLをプレイできない。だからこそチャンピオン同士の相性やチーム構成を覚える機会は殆どない。しかし,このBanPickだけにフォーカスした楽しみを見出し,今では多少のチャンピオンの相性やチーム構成を覚えてきた

このこと自体が,LoLがLoLたりえる所以だと思う

LoLを全くやったことがない,だからこそ語れるLoLの魅力の一つでした
次回,LoLについて熱く語れる副顧問