SN's Diaries Season 15~英単語、分解してみてはどうですか?~
英語の授業をしていると最近よく思うことがあります。
"because"(ビコーズ)は発音できるけど、"cause"(コーズ)は発音できない。(カウズとか言ったりする)
"be"(ビー)も"come"(カム)も発音できるのに、"become"(ビカム)になると発音を間違える。(ビコムとか言ったりする)
などなど。
もちろん、厳密にいえば分解したからといって、必ずしも同じ発音になるとは限りませんが…。
英単語を覚える上で、語源や接頭語・接尾語なんかを調べてみると、学びが深まりますよ❣
今みなさんが覚える英語の単語って、古英語やラテン語、フランス語の借用など、様々な語源があります。(とはいってもめちゃめちゃ詳しいというわけではないので、このくらいにしておきます…。)
今回は、"because"や"cause"を用いて、関連語と一緒に語源を見てみましょう!!
ラテン語の"causa"(理由)が由来?!
実は、見出しの通りで、"cause"はラテン語の"causa"(理由)が由来となっています。
勘のいい人は、「なるほどね~」となるかもしれません。
実際、"cause"という単語は「原因」という意味で覚えます。
何かトラブルなどがあった場合に、「原因」を調べると思いますが、それはつまり、トラブルが起きた「理由」を調べるということと同じですよね❣
そういった意味でも、語源から"cause"という単語をインプットしやすいかと思います。
ラテン語の"bi cause"(原因によって)が由来?!
みなさんの良く知る"because"(なぜなら/~ので)は、ラテン語の"bi cause"(原因によって)が由来になっています!
"because"を使う場面って、何かの結果に対して「理由」やその「原因」を説明する際に使いますよね。
例えば、「テストで100点取れた」という結果があって、その理由や原因っていうのは、「一生懸命勉強したから」のように。
まとめ
今回は2つだけ紹介しましたが、正直限度がないといっていいくらい、語源は学ぶことができます。
なにげなーく単語を覚えるのもいいですが、せっかくみなさんには「日本語」という武器があるのですから、それも駆使して学びにつなげてみてはいかがでしょうか?
Have a good one!