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沖縄の道路は滑りやすいって本当?

こんにちは!機関誌編集委員のAです!

今年の夏休みに沖縄旅行に行ったのですが、その時にレンタカー屋の従業員さんが「沖縄の道路は雨が降ると滑りやすくなる」とおっしゃっていました。後にその理由を調べてみておもしろいと思ったので、今回はそのことについて紹介したいと思います。

まず結論から言うと、沖縄の道路ではコーラルリーフロック(隆起珊瑚礁石灰岩)という石灰岩が使われているからだそうです。

この石はすり減りやすく、車両の走行により舗装面が磨かれるため、舗装面が滑りやすくなってしまうのです。また、強烈な紫外線で劣化してしまったり、海風により塩分の結晶が路面に付着していたりして、乾いていても滑りやすいことがあるそうです。


ではなぜコーラルリーフロックを使うのでしょうか。
理由としては本土で使われるような硬質な砂岩は輸送するのに莫大なコストがかかるので沖縄の地理的特性上現地で取れるコーラルリーフロックを使用しているということです。ですが、高速道路では本土から輸送された砂岩が使われているため、滑りやすいと感じることはないそうです。また、この石灰岩は白いので沖縄の道路は本土よりも少し白っぽいという特徴もあります。


最後に、沖縄の道路が滑りやすいのには、沖縄特有の理由がありました。このように旅先にあるなぜ?に注目して深めていくとその地域特有のことを知れて旅がもっとおもしろいものになります。皆さんも旅行にいったときに是非なぜ?を深めてみてください。

参考文献

hiroyukikira 『沖縄の道路は滑りやすい?』2021.10.23.
https://www.logistida.com

乗りものニュース編集部『舗装に地域差はあるか 沖縄の道路は「白っぽい」のウワサ、その真相は?』2018.02.09. https://trafficnews.jp