とある教師の独り言~英語の方言・日本語の方言~
私は、正則学園高校に勤める一教員である。名はmakki(マッキー)。
指導教科は、英語。
今回は、「とある教師の独り言」パート9。
よし、あと一つで10だ!
校内でも「独り言」教員で通っているようである。
実生活でも、自分自身も忙しくなるとどうしても独り言が多くなってしまう。
(近くの方うるさくてすみません)
…どうやら、脳内で処理しきれないらしい。
どれだけの人にこの話を共感してもらえるのか。
気になるところではある。
さて、今回のタイトルは、「~英語の方言・日本語の方言~」である。
① 日本の方言について
「おばんです。」
と、言って、地域によって受け取り方が違う。
東北。
これを言ったら、恐らく話した相手も「おばんです。」と言ってくれるはずだ。
大阪。
これを言ったら、怒る人がいるかもしれない。
なぜか。
東北では、「おばんです。」は「こんばんは。」の意味だからだ。
大阪では、「おばん」が「おばさん」の意味なので、若い女性に言ったら「この人失礼!」と思うかもしれない。
同じ国でも、意味が全く一緒とは限らないのである。
② 英語の方言について
英語の場合はどうか。
もちろん、存在する。
例えば、fall と autumn 。
実は、英語発祥の地イギリスではautumnを、移民によって英語を使う民族が定住したアメリカではfallをよく使うそうだ。
ということは、autumnの方が古く、fallの方が方言かな?と思った読者も多いかもしれない。
ところが、これは逆である。
昔はイギリスでfallを使っていたが、やがてアメリカに移住するようになった。
アメリカではそのままfallが使われていたのだが、やがてイギリスでは新しくautumnが使われるようになった。
こうして、同じ意味を持つ二つの単語が存在することになるのである。
(諸説あります)
③ 世界共通の言語が存在したら…
読者の皆さんは「エスペラント語」という言語をご存じだろうか。
その昔、この言葉を「世界共通の言語」にしようとした人物がいた。
この世界のすべての言語が同じになったら、どんなことが起きるのだろうか。
「神様は、世界のすべての人間が意思疎通を図れないように様々な言語を生んだ」
という話を聞いたことがある。
見てみたい気もするし、何かが起きたら困るという恐怖感もある。
読者の皆さんはどうだろうか。
問題提起して、本投稿を終わることにする。
(問題提起で終わるのは、高校時代の倫理の先生の受け売りです(汗)。)