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「十三」の魔法

13という数字を聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

今日は「十三日」なので13について軽く触れていこうと思います。

西洋では・・・

西洋では13は,13日の金曜日などで知られる通り,あまりいい印象がありません。

ビルの12階の次を14階と飛ばしたり,12半階と呼んだり,様々は方法で「13」を避けるように作られています。

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なぜ13が西洋において忌み数とされているかはまだ判明していません。

様々な説がありますが,一部を説明すると

人間は両手の指10本と足2本で12までを数えることができたが,それを超える数(13)は数えることができないため,本能的な恐怖を覚えた

という説や

北欧神話中のエピソードや,聖書にしるされているエピソードから,13という数字が「不吉の象徴」とされてきているから

という説があります。

どれが,正解かは分かりませんが,現状として「13」が忌み数とされている現状を踏まえると何らかの外的な要因が絡んでくるに違いないと考えることはできます。

一方中国では・・・

中国では「十三」の発音である「sap6saam1」(翻訳サイトで出てきた文字なので筆者は何か分かりませんw)
「実生」の発音である「sat6sang1」が似ているため,十三は縁起が良い数字とされています。

発音が似ている,近いためそれにあやかるという文化はの日本にもいまだあるため,発音が似ている良い言葉あるからその数字は吉とするという気持ちは何となくわかる気がします。

では日本では?

では,日本ではどうでしょうか。

日本では忌み数とされる「4」と「9」を足したものである・・・が特に13を避けて使うという文化はありません。

13階建ての建物や13番地など普段から使っていて特に何も感じることはないでしょう。

ところで

つらつらと綴ってきましたが,


今日は十三日です!


え?と思ったあなた正しいです。

今日は10月18日で十三日ではないじゃないかと思ったあなた。


何かお忘れではございませんか?



そう,この記事を出したのは9月19日。

丁度29日前になります。

旧暦ですと丁度一ヶ月前ですね。

↑の記事であと一か月後に十三夜・・・

ということは!?

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名月ですね。

完成されたものは,あとは壊れるのみです。

東京駅や,日光東照宮でも,わざと完成させないように,どこかに不完全を残した状態で作られています。

この十三夜も,満月まであと二日を残す欠けた月になっています。

昔の貴族はそのようなところにも風情を感じたのかもしれませんね。


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