見出し画像

男子校で武田砂鉄さんによるジェンダー講演が行われました!!

ごきげんよう。

正則学園高校のSNです。

昨年度から本格的にジェンダー教育が始まり、今年も2年生を対象に校内でジェンダー講演会が行われました!!

昨年度は、大妻女子大学教授の田中東子先生にご講演いただきまして、

今年度は、ライターの武田砂鉄さんによる講演が行われました!!

↓講演の様子↓

画像1

画像2

同時刻で、実際にYouTube Liveを使って教室から受講する生徒もいました!!

画像3

男子学生が「ジェンダー」を学ぶ機会は少なく、女子学生との「ジェンダー」に関する知識の隔たりが生まれてしまいがちということが事実です。

主に前半では、「ジェンダー」って何なんだろう?

「日本は男女平等か」という質問に対しては、比較的高い割合で「平等ではない」と答えておりましたが、実際にどういった観点から平等ではないかと考えるきっかけも講演の中で見出すことができたかと思います。

また、後半では、講演を聴いたうえでの質疑応答をディベート形式で進行していきました!

一言に「ジェンダー」といっても実際はとても幅広く、全てを理解することにまでもっていくことは難しいですが、日常身近な問題から「あぁ、なるほど」という関心を持ってもらえていたら良いなと思います!

貴重なお時間をありがとうございました!!

↓受講した男子生徒の感想も一部公開↓

「女性専用車両がある」ことが男女差別だと思っていたけど、武田先生が話していたことで、「なぜ女性専用車両ができてしまったのか」という考え方を持つ必要があると言う事を聞いたので、視点を変えてみてみることに気づけました。今日の話を聴けて良かったです。
今日のジェンダー教室で先生のお話やクラスの人の質問から普段あまり考えなった男性・女性がこの職業についていたらどう思うかということや、女性専用車両があることについて自分なりに考えていかなければならない問題がわかりました。
僕はこれから相手の性別や立場に深く理解できるよに日頃から意識していきたいと思いました。
ジェンダー教育は個人的に人類最大の課題だと思っています。何故かと言うとプライバシーという面を含めるならどの国でも必ず発生する問題だからです。なので、もし真面目に腹割って話し合うなら是非女性も入れて話し合うといいなと思いました。
男女差別に限らず、すべての差別に言えることですが、男女差別の判断基準は「男女比が一定でないから差別」といった"割合"ではなく、「あなたは男or女 性だからやってはだめ」といったように性別で"非合理的"に意思を曲げられたり、拒絶されることだと思います。割合の観点から見ると、男性が多い学校や企業,役職(工業高校,建設会社など)もあれば、女性が多い学校や企業,役職(商業高校,化粧品会社など)もあるので、「男性が多いから差別だ!」や「女性が少ないから差別だ!」と言い出したらきりがないし、「女性のリーダーの割合を増やそう」といった意見は的外れだと思います。今、我々がやらなければいけないのは"性別で意志を曲げられない/拒絶されない社会"を形成することだと思います。
今回の演説で抱いた疑念がある。歴史の中でいつから女性蔑視が始まったのかという話題である。講師の方は戦争では男が戦地へ赴き、女性の方が家庭を守っていいたことが現代に通じており、今は男性が働いて当たり前であるという観念が既成されているといえる。と論じていた。しかし私が聞いたことではあるが、江戸時代から女性蔑視(男尊女卑)があったとされている。この理由は身分制からなるものだと考えられるので男尊女卑をなくすために簡単に実行できるのは身分制を海外のように緩和することから始まるのではないかと思う。
今日の講演を聞いてジェンダーについての興味が出てきました。
男女の間の権力の差はやはり昔ながらのもので男性>女性という立ち位置は簡単には消えないと思います。なので今の世の中には女性専用車や、痴漢冤罪でも男性側が色濃く疑われてしまい有罪になることもあります。しかし、女性の中にはそういった類の優遇されている状況を嫌う人もいます。なので武田さんが言っているようにジェンダーについて思っていることは人それぞれ違っていいと自分も思います。


この記事が参加している募集