プリキュアはただの「子ども向け」ではない
突然ですが、プリキュアと聞いてどんなことを思い浮かべますか?
正直、「ただの子供向け」と思う人が多いと思います。
ですが、ただの子供向けでは20年もシリーズは続きません。
プリキュアシリーズは、大人にも刺さる魅力がたくさん詰まっています。
例えばストーリー。
大筋は悪役をプリキュアが倒すことですが、プリキュア側にも、悪役側にもそれぞれの正義があって戦っており、劇中ではその心情描写が描かれます。
中には暗い過去を持っているキャラも居れば、様々な問題を抱えているキャラが居たりします。
基本的には主人公達は中学〜高校生程の年齢のため、本当に争わなければならないのか、本当に自分たちが正義なのか、などの葛藤があり、それを乗り越えて成長していくところが丁寧で、その事に自分たちが成長してから見ると気づくところに面白さがあります。
(他の子供向け番組にも通ずるところがある)
他には、その時々に合わせて変化していくことも魅力だと思います。
初代から 「女の子だって暴れたい」 というテーマの元、他の女児向けアニメではあまりやらなかった肉弾戦をしたり、マンネリ化してきた時にはガラッと雰囲気を変えたり、東日本大震災が起きた時やコロナ禍には明るい作風のプリキュアが作られたり……制作側がその時代に合わせた作品を作っているため、どの作品もとても魅力的になっています。
そのためか、プリキュアに変身するキャラも多種多様になっており、最新作であるわんだふるぷりきゅあではテーマに合わせてか、主人公が犬だったり、
他にも、男性や赤ちゃん、宇宙人からアンドロイドまで、様々なキャラがプリキュアになります。
でも、変身者がどんなに多種多様になっても、プリキュアとしての信念や精神が変わらない所も魅力の1つでもあります。
簡単に魅力の一部を話しましたが、まだまだ魅力は沢山あります!2024年現在、放送中のわんだふるぷりきゅあにも魅力がとても詰まっているので、ここまで読んでくれた人の中で少しでも湧いた人が居たら、是非見てみてください!