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【オープン学級通信】 令和2年度最後の保護者会に代えて 【どなたでもお読みいただけます】

生きる者全てに春は来る。希望を持つことだ。
ソリッド・スネーク

ということで、いきなりゲームの主人公のセリフから始まりました。
こんにちわ、1年F組担任のABCです。

早いもので、まもなく令和2年度が終わろうとしています。
いや、本当に早かったな・・・。

さて、冒頭のセリフは、『メタルギアソリッド』というゲームの主人公、ソリッド・スネークの言葉です。
劇中に登場するセリフではありますが、2011年に東日本大震災が起こった際、シリーズ監督の小島秀夫氏が立ち上げた復興応援サイト「頑張ろう、JAPAN。-TOGETHER JAPAN-」にて引用されたことで話題になりました。

いま再び、この言葉を思い出したい時期に来ているように思います。
日によって極端な寒暖差はありますが、この記事を執筆している今日などは、雲ひとつない快晴で、日差しも暖かく、風も爽やかで、何やら春めいた空気を感じます。春はもうすぐそこまで来ていますね🌸

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コロナ渦中で

度々言ってきたことではありますが、本当に今年度は、コロナ禍に始まり、コロナ禍に終わるような年でした。
というか、緊急事態宣言に始まり、緊急事態宣言に終わる年でもありましたね。こんな年度は、もう今年度限りであってほしい・・・。

さて、本学園は、本来であれば、行事ごとがとても多い学校です 💪
体育祭、紫紺祭(本学園の文化祭)はもちろんのことながら、室内球技大会、屋外球技大会、そして、1年生的には何と言ってもスキー学校・・・!

これら全てが、コロナのせいで中止ないし延期となりました・・・(T^T)

我々教員からしてもそうですが、生徒たちにとっても、行事ごとは、「この子ってこういうところで活躍するんだー」を発見する良い機会だったりもします。それもあって、できる限り行事は実施したかったですし、生徒も楽しみにしていたと思うのですが、残念無念の極みであります・・・。

しかし!転んでもタダでは起きない
その往生際の悪さも、正則学園の魅力のひとつだと思っていますw

例えば、こういうコト👇です。

二度目の緊急事態宣言が発令されたこともあり、映像作品コンテストは現時点で未実施ですが、各クラスが着々と準備を進めています!

「受領は倒るるところに土をもつかめ」

とは、平安時代にまとめられた説話集『今昔物語集』に登場する国司で、谷底に転落してもしっかりと取れるだけの平茸を取って、腕いっぱいに抱えて戻ってきたという、信濃守藤原陳忠の強欲さを表した言葉です。

強欲であれ、とは思いませんが、ある意味で貪欲であることは、必ずしも悪いことではありませんよね。
できないことを、ただ「できないできない」と嘆くのではなく、ではこの状況下でできることとは何か、むしろ、状況を逆手に取って何か有意義なことができないのか、と考え、行動する逞しさを本学園の生徒が持っていることを、誇らしくさえ思います。

コロナのせいで実施できなかったことといえば、保護者会もですね。

特に1年生の保護者の皆様におかれましては、大切なお子様を新たな環境に預けていただいたところで、その学び舎をご覧いただく機会もほぼ無ければ、クラス担任から直接様子を聞いていただける機会もほとんどありませんでした

そして、年度内最後の保護者会まで、結局中止に・・・。

ということで、代えても代えられないかもしれませんが、本日は保護者会に代えて、この note で #オープン学級通信 をお送りしております。


なかなか始まらなかった令和2年度

振り返ってみると今年度は、政府による全国一斉休校要請の中で始まるという、これまでの常識では考えられない形で幕を開けました。

4月5日に入学式こそ行ったものの(しかもこれも、かなりの簡易バージョンで。緊張した面持ちで、ひたすら押し黙って座っていた彼らの様子を、今でも覚えています。)、その二日後には一度目の緊急事態宣言が発令。

5月に入ると、緊急事態宣言そのものが延長されたことを受けて、休校期間も延長・・・。

結局、学校再開というか、1年生にとっては高校生活のスタートが、本来よりも2ヶ月も遅い、6月からとなりました。

入学式で一度会っているとはいえ、事実上、6月になってからの「はじめまして」

1年生にとって、最初の2ヶ月がなかったというのは、筆舌に尽くし難いことだったろうなと思います。
なにしろ、中学の3年間で慣れ親しんだ友達と離れて(気軽に会うこともできず)、しかも新しいクラスメイトがどんな人達なのかもわからずに、ひたすら悶々とした気持ちを抱えたまま過ごしていたでしょうから。

私事ですが、私ABCにとっても、1年F組が初めて担任をもったクラスでした。それだけに私も緊張していましたし、こんな感じでうまくクラスが作れるのだろうかと不安でもありました。

実際、1Fの生徒はシャイな子が多かったようで、クラスの雰囲気ができてきて、互いに打ち解けられるようになるまでには時間がかかったような印象があります(とはいえ、今ではすっかり良いクラスになりました)。

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👆 本日のヘッダー画像
こちらはY君の作品です!休校期間中、自宅で自習ばかりではつまらなかろうということで、こんな課題も出ていましたw

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👆 とてもステキだったので、作者の了解を得て教室の看板(表札?)にさせてもらいました!


1年F組というクラス

これはお世辞でもヨイショでもなく、紛れもない私の本心なのですが、私は本当に生徒に恵まれたなと、今となっては思っています。

上から目線な言い方かもしれませんが、本当に素直ないい子ばかりが揃っていたなと思います。

4月の入学式のときから、いやもっと言うと、3月に当時の新1年生向けに担任・副担任紹介動画を撮影して限定公開したのですが、そのときからクラスの方針として言っていたことがあります。それは、、、

当たり前のことを当たり前にできるクラスにしよう

ということでした。

これは、例えば自分たちが使っている教室の掃除をしっかりするだとか、ゴミはきちんと分別するだとか、挨拶をするだとか、提出物をしっかりと出すだとか、そういうことを言ったものです。

生徒たちは、1年間これをしっかりと心に留めてくれました
教室に目立ったゴミが落ちていることはほとんど全くと言っていいほどなかったですし、クラスの雰囲気や生徒の態度についても、教科担当の先生方からも度々お褒めいただき、評判も上々でした。

そして何よりも、この1年間大きな事件やトラブルもなく、大怪我や大病を患う生徒が出ることもなく、皆が元気でいてくれました。担任として、こんなにありがたいことはありません。

1Fの生徒の皆さん、正則学園に入学してくれて、そしてF組に配属されてくれて、ありがとう。君達がしっかりしてくれているおかげで、なんとか1年間やってこられました。

なんだか「卒業すんのか」ぐらいの文章になってしまいましたw

しかしもちろん、皆さんには次年度があります。
2年生になると、進路の検討も本格化します。もしかしたら別々のクラスになるかもしれませんが、2年生になっても君達の「良さ」を絶対に忘れないでください。その一方で、志は今年度以上に高く持って、引き続き頑張りましょう。

そして保護者の皆様。
今年度はお子様の様子もなかなか掴みづらい状況で、ご不便をおかけいたしましたが、皆様の温かいご理解とご協力を賜りまして、なんとか1年間のクラス運営を終わらせることができそうです。1年間本当にありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします🙇‍♂️

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オマケ

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むむ? これ👆は、ガンダムF91…?

いや、よく見たら…

肩の文字が「F31」だコレ!!

F組31人であることにちなんで、ガンダム好きのS君に作ってもらいました!チョーカッコイイ!!✨✨✨



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東京都千代田区神田の男子校、正則学園高等学校です。 2020年10月16日で創立124年を迎えた伝統校ですが、どんどん新しくて面白いことにチャレンジしています。