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マナビをアソビつくせ!

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正則学園高等学校の各教科担当の教員陣が、その教科の面白話!? を書き綴った記事をまとめていきます。 何事もそうですが、何かが「わかった!」「できた!」と実感した瞬間に面白くなり… もっと読む
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#歴史

ド文系教員が理系なオモチャでアソんでみたら、面白くなってきたので書く話(2020.10.22追記)

こんにちは、正則学園高校の世界史担当教員です。 いきなり個人的な話なんですが、私は幼い頃から数学(算数)が本当に苦手でして。理系全般に興味が持てなかったんです。 でも、後になって思うと、本当にもったいなかったな、って思うんです。 というのも、こんなドが付く文系の私ですが、大学院時代には、なぜか科学史・数学史のゼミに所属していたんですね。 そこでは、目で見て、手で触れて楽しめる数学や科学の展示会なんかもやっていたんですが、これが本当に面白かったんです。 ああ、見方や興

火薬と花火の世界史…のつもりだったのに、またまた思わぬ方向へと話が逸れていった件

どうもこんにちは、ABCです。 今回の記事はコチラの記事👇の続編となります。 とはいえ、前回の記事ではほとんど歴史については書いていないので、この記事単体でもお読みいただけます。 ますが、もしよろしければ👆の記事も併せてご覧くださいね😀💦 さて、👆の記事ではこんなようなこと👇を書きました。 いったい花火は、いつ頃のどこで生まれ、どのようにして日本へ伝わってきたのでしょうか。それを解き明かすためには、花火の素材から考えてみる必要がありそうです。 花火の最も重要な素材

学園の歴史を象徴する書物を発見...?! 明治時代へタイムスリップ!!

「すごい!! 明治時代の英語の教科書?!」 「英語より日本語の方が読めない!!!笑」 「え、この教科書の著者が正則学園の創設者?!」 どうも、正則学園高校英語科教員のSNです!! この度は、とんでもないモノを寄贈いただきました。 サムネにもある通り、明治時代の英語の教科書です!! 何がすごいって...?? ただただ昔の教科書というわけではないのです。 それはここから綴っていきます!! 歴史ある教科書  千代田区神田に所在する正則学園高等学校。  昨年、20

世界史教員がご案内!よくわかりたいシンガポールの歴史と文化―なぜあんなにも多様なのか―

あれから1年が経ったということで、いま本学園の note では、再びシンガポールがアツい! 👆 専用マガジンまで作っちゃいましたw いや、本当に暑い(気温的な意味で) ほぼ赤道直下ですからね。12月だろうが何だろうが、とにかく蒸し暑い!高温多湿!! チャンギ国際空港を一歩出た瞬間に思ったのが、「うわっ、ここまで蒸し暑いとは!!」。日本の梅雨とか、比べ物にならないっすよ。 超個人的な話なんですけど、私、とっても汗っかきなんですね ι(´Д`ι)アチィー 私同様に汗っか

それでも地球は回っている

この記事はキリスト教や教会についての話題を含みますが,それらについて特別何か物を申したいというような記事ではありません。 暖かい目で見ていただければと思います。 皆さんは「それでも地球は回っている」という言葉を知っていますか? 16~17世紀の天文学者ガリレオ・ガリレイの言葉として有名ですね。 地球は回っている! 電車や車に乗って窓の外を見ると、ビルが後ろに向かって動いているように見えますね。 実際には動いていないビルが、あたかも走っているかのように見えます。 実際に