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とある教師の独り言~5・7・5・7・7のリズムで英語のツボを知ろう~

 私は、正則学園高校に勤める一教員である。
 指導教科は、英語

 今回は、「とある教師の独り言」パート2。


 5・7・5(・7・7)重要な英語の働きを覚えてしまおう、というコーナーである。

 教師生活十数年。なんとかわかりやすく覚えてもらう方法はないものか
 考え続けてきた。
 たいしたものではないのだが、ぜひ覚えてもらいたいフレーズである。

①「前置詞は 名詞の前に 置いてM」。


 英語の文章を読むに当たって、あまり重要視しない割に絶対に忘れてはいけないのが「前置詞」。

 しかし、日本語にない品詞なのでどうしても疎かになったり、よくわからないままほったらかしにしたりしてしまう品詞なのだ。
 この品詞、使う場所さえわかってしまえばどうということはないのだが、それをよく表してくれるのがこの表現。

ちなみに、Mとは「修飾語」のこと。ぜひこの5・7・5で、前置詞を使いこなしてもらいたい。


②「as『として』『ように』『につれて』『なので』『とき』」。


 いろいろな意味でつかわれる「as」だが、どうもその用法がわからないという声を聞いたことから作ったのがこの5・7・5
 最初の『として』だけが前置詞としての用法、残りの4つは接続詞としての用法である。
 また、後ろ二つの『なので』(≒ because)、『とき』(≒ when)は別の表現が存在する。

この形で覚えてしまえば、いろいろと活用可能なのでぜひ使っていただきたい。

③「文中に 述語動詞は ひとつだけ ふたつあったら〘  〙(カッコ)をつけろ!


この表現は、5・7・5・7・7の表現になっている。
 述語動詞Vと表現される)文の中に一つだけ存在する、という意味で、「当たり前じゃん!」とおもうかもしれない。
 しかし、英文には「複文」が存在し、複雑化してくるとどうしてもわからなくなってしまうケースが多い。

 それを解決してくれるのがこの表現。

 従属節が存在するかどうかを見分けるには、「文中に動詞が何個存在するか」を見るのが圧倒的に早いのである。

 ぜひやっていただきたいと思う。


 以上、三つ紹介させていただいた。
 というか、面白い表現があったら私の方が教えていただきたいくらいです!😊