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🍯幻のはちみつを求めて🐝

こんにちは、STEAM顧問の🐻です。
やー、7日から二十四節気の立冬に入りましてですね。暦の上では既に冬
ここ数日で一気に寒くなってまいりましたね。風邪などひかれないよう、皆様もお気をつけくださいね。

さてさて。そんな寒い本日は!
我らがSTEAM部長🪷が、7月に書いていたにもかかわらず、諸般の事情によりなかなか出せていなかった記事をお送りいたします(いまさら)
真夏の(そして🪷の)熱気が伝わってくるようなHOTな記事、寒い冬にぜひお楽しみください🙇‍♂️

それでは on y va!

皆さんこんにちは〜、STEAM & HISTORY 同好会の🪷(蓮の葉)です!

以前👇️は複数人でぐだぐだとお送りしましたが、今回の記事は🪷が一人で担当します、よろしくお願いします🙇‍♂️

それでは今回は、そのとき👆️の予告通り、皇居の調査を…という予定でしたが、急遽内容を変更し、

日比谷公園に行ってきた


というお話をしたいと思います

しかし一体なぜ、そのようなことになったのでしょう?

経緯

ことの始まりは、私がテレビでニュースを見ていた時でした
ニュースの内容は、“日比谷公園でリュウゼツランが咲いた”というものでした(なので、以下のページで知ったわけではないですが)

そのときに、「距離も近いし、正則学園のミツバチはこのお花から蜜はとっていないのかな」って思いながら見ていたんですね

するとなんと!

ちょうどリュウゼツランがアップになった時に、ミツバチが映っているではありませんか‼︎

おおっと、これは、本当に蜜を取って来ていてもおかしくないのでは…(`∀ ´  )

それならば、実際に現地に行って見てみたい
ただし、その前に調べておくべきことがありますね

リュウゼツラン

今回着目するのは、“リュウゼツラン“という植物なのですが…
皆さんはご存知でしょうか?
調べた情報によると…

和名:
竜舌蘭(リュウゼツラン)

学名:
Agave(アガベ)
※ 今回のは Agave americana(アガベ・アメリカーナ)

分類:
キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン亜科 リュウゼツラン属

原産:
メキシコ周辺の中南米

見頃時期:
6〜7月

植物としての区分:
常緑多年生多肉植物

…ということなのだそうで、しかもこのリュウゼツラン、テキーラアガベシロップの原料になるんだそうです
(アガベシロップは実はスーパーにも売られていますね:しかも最近は、チョーヤさんの「酔わないウメッシュ」でもおなじみに)

成長すると、樹高が5〜10m近くにもなります(大きい!)

和名の竜舌は、葉の先が尖っていてトゲがあることから付いたそうです

アオノリュウゼツラン

それでは日比谷公園のリュウゼツランはどうでしょうか
これは、アオノリュウゼツランという種だそうです

この種は黄色い花を咲かせますが、数十年に一度しか咲かないため、別名では Century plant(1世紀に一度開花する植物)とも呼ばれるのだそうです

ちなみに、和名では万年蘭ともいいます

日比谷公園のアオノリュウゼツランは、2024年7月10日に開花が確認されました

1960年頃に植えられたそうなので、約60年をかけて開花したんですね

と、下調べも済んだところで、早速現地に行ってみましょう!

日比谷公園へ!

日付は7月19日、最高気温はなんと34.5度!
道中のいろいろな植物を見ながら、歩いて行きたいところですが、到着する前にバテそうなので、地下鉄で行きます

神保町駅です

学校の最寄駅の一つで、都営三田線、都営新宿線、東京メトロ半蔵門線が通っています

神保町駅から都営三田線で日比谷駅まで行きます

地下は涼しくていいな…
地上に出ると急に暑い…
おや、自然でできた日除がありますね
普段は気に掛けなくとも、暑い日には嬉しいのです

さあ、日比谷公園に到着です!

日比谷公園は1903年に開園した日本初の洋風公園で、大噴水、音楽堂などの見所がたくさんあります

HIBIYA PARK

ちょうど今の時期は様々な花が開花しています

それでは、早速アオノリュウゼツランの元へ!

…と思ったのですが、ついつい目移りしてしまいますね

ちょっと他のところも見てみましょう

こちらは心字池(しんじいけ)
木陰があるだけで何だか涼しく感じます
案内板

上から見ると「心」の字を崩したように見えるからこの名前がつき、同名の池が国内に複数存在するんだそうです

鴨さんがいます!(可愛い…)
亀さんもいます!…と思ったら、作り物?
そして第一花壇です
色んなお花があってカラフルです
可愛らしいお花
これは百合の一種かな?
なんだかとてもトロピカルです
咲き乱れています
花の後らしきものが落ちてました
こ、これはまさか…マホニアコンフューサ(ホソバヒイラギナンテン)…!
ほかにも、かの伊達政宗公の終焉の地があったり…
こ、これは…!古代ローマ建国伝説の像?なぜこんなところに…
いつかこの話もしたいですね

とか話していたら…

あっ、ミツバチだ!!

ミツバチが蜜を取っているこの植物は、ヤブガラシです

つる植物で藪(やぶ)などを枯らしてしまうことからこの名前が付けられました

お庭の天敵と言われている植物です

どうやらミツバチはこのヤブガラシが好きなようで、周辺にもたくさんミツバチがいました

ミツバチも確認できたことですので、そろそろアオノリュウゼツランへ移動しましょう

それにしても広々かつ青々とした気持ちの良い公園です
ん?奥の方に見えるのは
ついにやって来ました!

ペリカン噴水に植えられた背の高い植物!

うーん、逆光で見づらいですね…

角度を変えてみましょう

うん!よく見えます

こちらがアオノリュウゼツランです!

やはり7.7mもあるので高いですね

根本はこんな感じ
…と思ったら、こちらは「アオノ」が付かない方の「リュウゼツラン」なんだとか。むむ…
成長記録もありました

なんとこの花、一か月ほど咲いていますが、その後は枯死してしまいます 

花に寄ってみると…なんともご立派な佇まいです

もっと寄ってみると…

んー…

何種類かの虫が飛び交っているのは間違いないのですが…
そしてその中には、たぶんミツバチもいると思うのですが…

ちょっとハッキリとは見えないしわからないですね…

そこでこれです!!(お借りしました🙇‍♂️)

4:50あたり…!!
(夏の日比谷公園とても美しいので、是非見て…)

やはり日比谷公園のリュウゼツランにミツバチが来ていること自体は間違いないようですね…!!!

さあ、果たしてこのミツバチは正則学園のミツバチなのでしょうか?

近くに落ちていた花びら?を拾ったので、今後は花粉を調べてみます

帰りの時間だ

ペリカンさんはいつまでも眺めていますが…

と、そんなこんなで色々発見があった日比谷公園でしたが、日も暮れかけてきたので今回はこれでお開きにしたいと思います

カマキリさんも「もう帰んな」と言っています

さてはて、本当に正則学園のミツバチがこのアオノリュウゼツランから蜜を取ってきているかはまだわかりません

しかし、どこかしらのミツバチは貴重なハチミツを作っていることがわかりましたね

もし、引き当てられれば、数十年に一度のハチミツを食べることが出来るかもしれません

それでは、次回の記事でまたお会いしましょう

さようなら!


追伸

今回の目的の一つに、「もしもリュウゼツランの花にミツバチがいたら、その様子を撮影したい」というものがありました

しかし何せ頭上6〜7mのことなので、スマホカメラのズーム機能では、正直限界があるなと思いました(しかもミツバチは素早く飛び回っていますので、一瞬でフレームアウトします)

どうしたもんかなと思っていたところ、一眼レフカメラを携えた、大変優しくて親切な男性が、色々とお話をしてくれたり、一緒に撮影を試みてくれたりしました

文字通りの gentleman でした

私もあのような、優しい大人になれたらと思います

そういう意味でも、学ぶことのあった今回の日比谷公園でした

最後にもう一度お礼をと思った頃には、既に移動してしまわれていたようでした

その方がこの記事を見ているとは思えませんが、この場を借りてお礼申し上げます

その節は大変親切にしていただき、本当にありがとうございました🙇‍♂️