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大切なのは「人の心」なのでは? #多様性を考える

Hello. This is SN from Seisokugakuen High School.

こんなテーマの募集があった。

それが、

#多様性を考える

そこで、先日に本学園で行われた講演の感想を簡単に述べてみようと思う。

その講演というのはコチラ👇

講演者は「車いすインフルエンサー」の「中嶋涼子」さんである。

そこで、語られていた内容の1つが、「心のバリアフリー」である。

物理的な意味でのバリア―階段やスロープ、トイレなど―もそうだが、車いす生活を送る中嶋涼子さんがアメリカでの生活を心地よく感じていたのは、「物理的な障害」よりも、「人の心」であったと。

端的に言うと、留学を経験していた中嶋涼子さんの話によると、アメリカと日本では車いすの人への接し方が違ったというものである。

SNは日本人には思いやりがあると思う。(もちろん、そうでない人もいると思う)

しかし、アメリカと比べると何が違うかというと、いかに赤の他人とコミュニケーションを取る機会が多いか少ないかというところである。

例えば、アメリカでは、待ちゆく人と目が合ったら、場合によっては挨拶を交わしたり、そこから交流が生まれることがある。

例えば、アメリカでは、エレベーターでまったく知らない人と一緒に乗ったとしても、たわいもない会話が始まったりする。

車いす状態で渡米した中嶋涼子さんも、これらのような機会に恵まれたという。それが、彼女にとってはとても心地の良いものだったと。

日本では、待ちゆく人が話しかけてくることもなく、混雑した場所などにおいては、冷たい視線をも感じたと。

……

もちろん、アメリカで当たり前に行われているコミュニケーション方法を、日本でしてしまうと、時には他人から「変な人」と思われることもあるだろう。

これは、「文化的な違い」があるということも事実であるため、そう簡単に革命を起こすことは、きわめて難しい。

だからこそ、一人ひとりの「」が、障害を持つ人々への「居場所」を作ることにもつながるのでは、と。



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