とある教師の独り言~2020年を振り返る~
今回は、「とある教師の独り言」パート7.5。(小数点?!)
タイトルは、「~2020年まとめ~」である。
コロナの感染拡大も懸念され、こんなのんきなことをつぶやいていていいものかと疑心暗鬼にもなるが、
年の瀬でもあるので、一度これまでの投稿を振り返ってみようと思う。
とにもかくにも、まずは私のこれまでの人生を語るところから始まった。
偶然に偶然が重なり、今回のこのシリーズが生まれたと言っても過言ではないだろう。
「独り言」にもかかわらず、これまで連載(?)が続いているのは、偏に読者の皆様のおかげに他ならない。
この場を借りて御礼申し上げたい。
思いつくままに書くのだが、いざ書いてみると、すごくたくさん浮かぶ時もあれば、なかなか浮かんでこないときもある。小説家など物書きの方々の苦労が少し見えた2020年であった。
私が書いた独り言に「スキ」がつくのもnoteの機能のいいところでもあり、こわいところでもある。
たくさんの「スキ」がついていれば励みになるが、少なかったら「なぜだろう…」と思ってしまう。
普段接している人からは想像できないかもしれないが、そういうところは意外とシャイというか、ナーバスというか、神経質というか…。気にしてしまうところもあると思う。
ただ、タイトルが「独り言」なので、「スキ」の数が少なくても…、という「免罪符」になっているのは言うまでもない。
…タイトルの話になったのでタイトルの話をすると、「とある~」で始まるライトノベルから様々なスピンオフ作品が生まれているようだが、それの流れを汲んでいる(、と勝手に思っている…)。
内容は、私の授業で気を付けていることや最近の体験など、
よく言えば「多岐にわたる」が、悪く言えば「収拾がついていない」と言えるだろう(笑)。
そんな中でも、私のシリーズの中で多少は多く読まれているのが、どうやらパート6の「楽しい授業とは」の回であるようだ。
どちらかというと、私自身が「楽しい授業」を展開したいから、という理由に過ぎないのだが、それがどうやら生徒、本投稿の読者の皆様、その他様々な方々にうまく伝わっているようだ。本当にありがたいことである。
全国の、公私ともに、すべての学校の先生方が、(このコロナのことも考えなければいけないこのご時世でも)授業研究に勤しみ、研究授業を行い、教材研究に励み、楽しい授業で生徒を魅了する。本当に頭が下がる。
私事で恐縮だが、私は正則学園以外にも、いくつかの学校で勤務させてもらった。正則学園の教員はもちろんのこと、私がかかわってきたすべての「先生」が、子供たち(学齢が色々あるのであえてこの表現をするが)の「興味」を引くための「ツール」「引き出し」をたくさん持っていて、いつも「すごいな…」と傾倒してしまうのである。
話で興味を引く先生、分かりやすいプリントを作成する先生、(歴史上の登場人物に関するものなどの)実物を持ってきて子供たちの目をキラキラさせてしまう先生などなど。枚挙に暇がない。
日本の教育は、こんな先生方の裏方での並々ならぬ努力が支えているのではないか、とその真の姿を垣間見ることができるのは至上の喜びである。
来年がどのような年になるのか、本当に先行きが見えない中で、私を含めた教職員がどういう行動をとっていかなければいけないのか。五里霧中でしかない。
それでも、一日一日を大切にし、職業としての「教員」としてやらなければならないことも当然こなしながら、子どもたちの「興味」への挑戦を、生きている限りは続けていきたいという所存だと、独り言としてつぶやいておこうと思う。
異例のオリンピックイヤーとなる2021年。少しでも良い年になることを祈りながら、新年を迎えたいと思っている。
(振り返りになったかどうかは…“別”としておこう(笑))