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pupa2021 続報! 今年のテーマは・・・?(詳細なポスターも追加しました)

Hi, 真夜中のひととき、いかがお過ごしでしょうか。ABCです。
SGのフレッシュな日常をギュッとまとめてお送りする「正則学園 note」。今日も最後まで、STAY TUNE

・・・ということで。

前回はとんだ茶番👇を披露してしまったわけですが・・・。

お待たせいたしました!

pupa2021」❣

(お気付きとは思いますが)今年のテーマを発表いたします!!

今年のテーマは・・・

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ラジオ番組制作」です ❣❣❣
(👆 PCやタブレットでは、クリックまたはタップで拡大できます👇)

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このネット動画全盛の時代に、あえて「ラジオ」です。

皆さんはラジオって聞きますか?

ラジオを取り巻く状況

日本におけるラジオ放送の開始は、1925年(大正14年)。
1941年(昭和16年)、太平洋戦争の開戦速報である「臨時ニュースを申し上げます」も、その敗北宣言である1945年(昭和20年)の「玉音放送」も、ラジオを通じて国民に知らされました。

戦後、1953年(昭和28年)には、テレビ放送が開始。
50年代のうちに白黒テレビは一般家庭へと普及し、1960年(昭和35年)にはカラー放送も始まりました。

それから時は流れ、1995年の「Windows 95」の発売は、パソコンの一般家庭への普及と、本格的なインターネット時代の到来を予見させるものでした。

2005年には動画投稿サイト「YouTube」が開設され、翌年には「ニコニコ動画」もサービスを開始。「ニコニコ生放送」は新たな娯楽メディアとして急成長しました。

そして今日では、YouTubeが急速に台頭。
YouTuber」は子供のなりたい職業ランキングで上位にランクインするほどの社会現象になったともいうこともでき、さらに「VTuber」も登場するなど、メディアのあり方は日々激変し続けています

このような目まぐるしい状況変化の中で、事あるごとに「ラジオはもう終わりだ」と言われ続けてきたようです。ところが、未だにラジオは終わっていません。それどころか、「いま再びラジオがアツイ!」というような声すらあります。

放送開始から96年を迎えたラジオ。
未だ衰えることを知らないその人気の裏側には、一体どのような秘密が隠されているのでしょうか。この記事で一緒に知られざるラジオの魅力に迫ってみましょう。


ラジオの魅力① 「ながら聞き」しやすい!

思えばABCの場合は、母が台所に立つときにラジオを流していたような記憶があります。映像がない分、何かしながらでも耳を傾けるだけで楽しめるのがラジオの大きな魅力でもあります(ちなみにこの記事も、ラジオを聞きながら書いていますw)

もちろん、一生懸命聞きたくなる番組やコーナー、トピックなどもありますが、気分やシーン、放送内容によっては、BGMのようにただ流しておくことで気が紛れるという場合もありますね。


ラジオの魅力② ちゃんと聞けば「想像力」が育つ

BGM代わりにしている場合は別として、ちゃんと聞こうと思ったら「聞く姿勢」が不可欠です。同時に、映像がない分、聞いた情報を頭の中でイメージする「想像力」が必要というか、聞いていれば育ってくるように思います。

ラジオリスナーであれば、声のトーンや語気、どれぐらい本気で笑っているかなどの印象で、思わず語り手の表情やスタジオの空気感などを「想像」したことはあるはず。

また、その番組のパーソナリティーやゲストが知らない人だった場合、「」や「話し方」だけでその人の「顔立ち」まで「妄想」してしまうこともあるかと思いますw

「うわー、めっちゃ可愛い声してるなー」→(無意識)→「めっちゃ可愛い人なんだろうなー」みたいな感じw

得てしてその妄想は当たらないのですが、妄想自体は悪いことではないですし、そう思うことによってちょっとでも幸せな気持ちになれるなら、それでいいじゃないですか?w

このあたりは、ラジオと同じく「」のない小説を読んでいるときや、昔のドット寄せ集めのゲーム(ファミコンなど)を遊んでいるとき、さらには教科書を読んでいるときにも通ずるものがあります。

「想像力」は、弱いよりは強い方が人生を豊かにすると思います。自己流でもいいじゃないですか? 何事も「楽しんでいる者は強い」のです。

妄想は自由だ!!


ラジオの魅力③ リスナーと一緒にいてくれる感

さて、ABC自身はたぶん中学生ぐらいの頃から「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聞き始めました。夜ふかしさんですね。
紆余曲折を経て、今でも全く同じ曜日の同じ時間帯にやっているのだから、スゴイ番組です。

深夜ラジオに限ったことではありませんが、そして「ラジオの魅力①」に書いた「BGMのように〜」とも関わりますが、ラジオにはリスナーに「人と、情報とつながっている」と思わせる不思議な力があるように思います。

たとえば受験勉強や締切間近の提出物に追われているときなど、時間が深くなればなるほど、家族も寝てしまって「孤独感」が募っていくことってありますよね?

そんなときにもラジオはまさに「心の友」としてリスナーのそばにいてくれます。よくよく考えるとよくわからないのですが、なぜかラジオには、テレビやネット動画にはあまり感じられない「身近さ」があります。

ここには、「音声」の持つ力もあるかもしれません。
例えば、寂しいときに人物の写真を眺めても、寂しさは紛れませんよね? あるいは、自分のいる空間内にたくさんの「知らない人」の姿があったとしても、会話などのコミュニケーションがなければ、結局孤独を感じますよね?(その人の感性や気分にもよるのかな・・・?)

実際にはそんなコーナーばかりでもないのですが、なぜかラジオには「自分に向かって話しかけてくれてる感」があります。


ラジオの魅力④ 「身近さ」の正体?

ラジオ番組は、基本的にリスナーからの「お便り」で成り立っています。
であるとすれば、その意味でラジオ番組は必然的に「リスナー参加型」であることが多いのです。また、コーナーによってはリスナーに電話をして出演してもらうこともあります。

(ラジオ好きが講じて、いわゆる「ハガキ職人」から本当にラジオ番組の「構成作家」になったという人も少なくないようです)

そう思うと、ラジオはテレビよりも「出演者とリスナーの距離感が近い」とも言えそうですね。

また、ニュース系の番組や2時間ぐらいのワイド番組は多くがそうだと思うのですが、ラジオ番組は生放送であることが多いです。なので、リスナーとしても番組と「同じ時間を共有している感」が強いのだと思います。

また、しばらく聞いていなかった番組を久々に聞いたところ、当時と同じ感じで変わらずに放送されていたときなど、何か実家に帰省したときのような、じんわりとした温かさというか、嬉しさを覚えることもあります。

もうほんとラジオって心の友
そんなリスナーに寄り添い、リスナーの明日を「生きるチカラ」ともなりうるラジオ番組。人に元気を与えられるんですよ? どうですか、作ってみたくなってきたでしょう?


ラジオの魅力⑤ ラジオでしか聞けない情報がある

テレビやネット動画にあまり出てこない人の話を、ラジオでなら定期的に聞けるという魅力もあります。

その代表格が、声優さんの番組かと思います。
最近では声優さんがテレビのバラエティ番組などに出てくることも珍しくなくなってきましたが、それでもやはり、声優さんは「」で勝負しているお仕事。

アニメや洋画の吹き替え、ナレーションなどで声を聞くことはできても、それはやはり「台本」に基づいた「演技」なわけですよね。

そんな声優さんの、「素の語り」に近いものが聞けるのも、ラジオならではです。アニメと連動した番組もありますが、その人の「冠番組」であれば、なおさらですね。

しかもここまで書いてきたように、ラジオにはどこか「身近さ」を感じさせるような不思議な力があります。

これはもう、アニメファンや声優ファンの人はこぞってラジオを聞くしかないですよね❣


ラジオの魅力⑥ 最近のラジオはとっても便利!

さて、「オールナイトニッポン」のような大人気番組は全国ネットなので、地方に住んでいても地元の放送局で聞くことができますが、ローカル局でネットされていない番組を聞こうと思ったら、それはもう大変でした。

中高生のころのABCはもっぱらラジカセでラジオを聞いていたのですが(ラジカセって言って今どきの子はわかるのだろうか・・・)

東京や大阪の番組を聞くためには、常にノイズと闘いながらチューニング(選局)をミリ単位で調整し続け、それらしき番組の音声が混じり始めたら、ラジカセ本体の位置を変え、角度を変えと、それはもう大変だったのです。場合によっては、もはや韓国語しか聞こえてこないなんてこともよくありましたw

(ちなみに、ラジカセや携帯ラジオのアンテナはFM用なのです。AMを聞くときにあれを伸ばしても何の意味もないのねw)

最近では、AM放送局がワイドFM(FM補完放送)の周波数を取得して同時放送するようになったため、以前と比べて聞きやすくなりました。このあたりの仕組みについては、SONYのこのページがわかりやすいです。

TBSラジオでいえば、番組と番組の間などに、「エーフエームきゅーまるご〜(FM90.5)TBSラジオ〜♪ エーエムきゅーごーよーん(AM954)♪」という、耳に残りやすいジングルというかサウンドロゴ的なものが流れてますね。

余談ですが、印象に残すという意味ではサウンドロゴって本当に効果的ですね。「AC(公共広告機構:現ACジャパン)」の「え〜し〜♪」みたいなやつのことですが、ラジオ局でいうと文化放送の「1134 QR〜 文化放送聞いちゃった」なんかは今でもフルで覚えていますが、特に最後の「JOQR♪」というコールサインにメロディを付けただけの部分は強烈に印象に残りますし、他にもラジオ大阪の「1314OBC♪ ラジオ大阪OBC」や、ラジオ関西の「こっこは〜海の見え〜る〜(見える)放送局ぅぅ〜、ランララ ララララ〜♪」なんかも、久々に思い出しましたが、しっかりと覚えているものですw

また、IPサイマルラジオサービス「radiko」の「エリアフリー」機能を使えば、全国どこの放送でもインターネット経由でクリアな音声で聞くことができますし、「タイムフリー」機能では過去1週間以内に放送された番組をいつでも好きなときに聞くことだってできちゃいます!(※「エリアフリー」は有料会員専用サービスです)

放送局や番組によっては、番組の公式ホームページから過去の放送を自由に聞くこともできます(書きながら念頭においているのは、TBSラジオの「荻上チキ・Session」です)。

文化放送の「超!A&G+」のような、インターネットでしか視聴できないインターネットラジオもありますね。

さらにさらに、インターネットでなら海外の放送だって聞くことができます。例えばイギリスであればBBCとかですかね。

フランス好きなABCは、フランスの国営放送「RFI(Radio France Internationale)」をBGM的に垂れ流したりもします。言ってることがわからなくても、フランス語が流れ続けているというだけで耳が心地よかったりしますからねw


もはやラジオだけではない!音声メディアの世界

正式に放送免許を取得した放送局による公共の放送だけでなく、今やさまざまな音声配信プラットフォームがあります!

代表的なものはやはり「Podcast」でしょうか。
ツイキャス」なんかも、スマートフォンから誰でも手軽にライブ配信ができるサービスとして有名ですね。他にも「Voicy」や、今年話題になった「Clubhouse」などの「音声SNS」とでもいうようなサービスなど、挙げ始めたら枚挙に暇がありません。

YouTubeでも、あえて画面にはサムネイル画像のみを映しっぱなしにしておいてトークを聞かせるラジオ風の動画(?)もあります。

また、ラジオ風のコンテンツを映像付きで配信することもありますし、ネット動画サービスの生放送であれば、ハガキやメールを待たずとも流れてくるコメントでリアルタイムなやり取りを楽しむこともできますね。

(ちょっと違うかもしれませんが、ASMRが流行っているところなどからしても、「音声コンテンツ」自体が注目されてきているのかもしれませんね?)


「消費者」で終わるな! 「発信する側」に立とう!

ということで。
ラジオおよび音声配信コンテンツの魅力、伝わりましたでしょうか。

これまでにも書きましたが、ラジオには人に寄り添い元気を与える不思議な力があります。また、そもそもラジオ番組はリスナー参加型であることが多いですが、まさに無限大の可能性がゴロゴロと転がっているこの時代、どうせなら、聞く人に元気を与え、笑顔にするような番組を制作し、発信する側に立ってみませんか??

ラジオは好きだし、自分の仕事で人を笑顔にできるならやってみたいけど、自分口下手だし、トークには自信がないんだよなぁ・・・

そんな君でも大丈夫!!!

ラジオ番組を作っているのは、パーソナリティー(メインで喋っている人:番組の顔)だけではありません

プロデューサー
企画立案やスタッフのキャスティング、スポンサーや出演者の所属事務所など、局内外の関係各所と交渉したりする番組制作の責任者

ディレクター
番組制作を現場で指揮し、番組の構成作りやかける曲の選曲、放送中ないし収録中の指示出しからタイムキープ、収録番組の編集などを行います。

放送作家(構成作家)
進行表に基づいて台本を作成します。また、番組内で読ませるハガキやメールを選んで手渡したり、番組によっては大声で笑ってみせたりもします。

他にも、ティレクターの指揮下で小道具や音声素材を準備したり、台本のコピーをしたりするアシスタントディレクター(AD)など、ラジオ番組制作の現場には、表立っていなくても縁の下で番組を支え、さまざまな仕事をしている人々がいます。

自分の強みを生かして、リスナーの笑顔に貢献できるのです。
あるいは、実際に番組制作に携わってみることで、今まで自分でも気付いていなかった、新たな一面が開花するかもしれません。

そしてしつこいようですが、ラジオは音声のみで情報を伝えるメディアです。

それゆえに、情報をわかりやすく、効果的かつ魅力的に伝えるためには、パーソナリティーのトークスキルはもちろんのことながら、ディレクターや作家といったスタッフ陣にも、表現力向上のための創意工夫と努力が求められます。

これらの能力は、この先どんな生き方をする上でも重要なスキルとなるに違いありません。そうした意味からも、今年の pupa に参加することは、これからの時代をたくましく生き抜くための絶好のスキルアップ機会となるはずです。

さあ、説明はもう十分ですよね!
ぜひ pupa で、君も一緒にリスナーへ笑顔を届けちゃいましょう


そろそろお別れのお時間です。

pupa では一緒に楽しくラジオ番組を作ってみたいという生徒の参加を心よりお待ちしております!

参加のお申し出は、初回活動日となる9月24日(金)のお昼12時までに、2年F組担任、社会科ABCpupa に参加したいです」の係まで。

初回からしばらくは情勢も踏まえてオンラインで活動する予定です。

参加して最後までやり抜いてくれた方には、「かけがえのない思い出」や「やりきった達成感」、「表現力の向上」などを差し上げます。

志のある皆さんのご参加、お待ちしております!


・・・今回こそは短めに仕上げようと思っていたはずなのに、書き終える頃には結局、ご覧の分量ですよw

ただまぁ、自分の中にはラジオについて語りたいことがこれだけあったんだなーという気もしますね。やはり文章でも音声でも、諦めずに「創作」したり「表現」したりし続けることが大事なんだとあらためて思いますよね。

それでは次回は是非、pupa の活動の場で、一緒にマナビをアソビつくしましょう!お相手はABCでした。Au revoir ✈


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

お聞きの放送は、FM3.14 RADIO pupa です。JOSG。

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