とある教師のつぶやき~当たり前だけど、できていないこととは。~
※このつぶやきは「とある教師の独り言」とは全くの無関係です。
とある教師のつぶやきパート2。(パート1)
私は、生徒に対してよく思うことがあります。
「どうせできない。」
「やったところで...。」
「無理...。」
なーんていうようなことを言ったことはないでしょうか。
これは勉強だけには限りませんが、今回は勉強に焦点を当てたいと思います。
苦手な科目(私は英語を教えておりますので特に英語に関して)
「そもそも読めない。意味が分からない。」
だから「難しい。」
難しいから「嫌い。」
「バカだから覚えられない。」
こんなことを言っている友だち、いませんでしたか。
もしかしたら私も言っていたかもしれません。笑
でも、バカだからできないのでしょうか。
英語を話せる外国人にも、きっと他の科目が苦手だという外国人もたくさんいることでしょう。
でも英語は話せて使えるから頭がいいのか。
日本人は英語を話せて使える人が少ないからバカなのか。
それは違くないですかね。
ただただ、勉強のやり方が分からないだけではないのか。
普段あんまり授業聞いていなそうな子ほど、実際テストでは良い点数を取ったり、
逆にいつも真剣に授業に取り組んでいる割には、テストではあまり点数が伸びない。
いますよね。多少なりとは記憶力の良さに差はあるかもしれないですが、
一番は勉強の方法であるのではないかと思います。
じゃあどう勉強すればいいのか。
「復習」です。
「え?こんだけひっぱって復習?」
って思うかもしれませんが、復習って本当に大事。
みなさんが好きなゲームで例えてみましょう。
このキャラクターの名前は〇〇で
〇〇という技をもっていて、こういう効果があって...などなど
始めはもちろん、分かりませんよね。
でも毎日やるわけです。(全員が毎日やるとは限りませんが...)
やっていれば、見るわけです。スキルやキャラクター名を。
そして、気が付けば、覚えているわけです。
これって、気づかないうちに「復習」しているわけです。
同じものを反復して見る。
たったこれだけのことを、意識せずにやっているわけです。
それを勉強になると、意識して復習することもなく、
ただ一度みて、終わり。
それでは覚えられるわけがないと思いませんか。
小学校や中学校の頃の校歌、思い出してみてください。
ただ歌詞を持たされ、歌っている(歌わされているかもしれませんが。笑)
気が付けば、歌詞を覚えていませんか。
そんな感覚です。
英単語であろうが、文法であろうが、おそらく他の科目の暗記項目も同じです。
「復習」、反復によって、「慣れる」わけです。
気が付けば、知識になっているのです。
そして、知識がつけばできるようになる。
できれば、その科目が「好き」になっているかもしれません。
教師3年目の私個人の意見ですが、私はこの「復習」で英語が得意になりました。
ぜひ、参考にしてみてください。