とある教師の独り言(モノローグ)~日本語と英語の相違点・形容詞編~
やぁ、ボク、マッキー!
みんな、ひとりごとが始まるよ! アハ!
…おっと、取り乱してしまった。申し訳ない。
私は、正則学園高校に勤める一教員である。名はmakki(マッキー)。
指導教科は、英語。
今回は、「とある教師の独り言(モノローグ)」パート26。
私、makkiのマイブーム最新情報をお伝えしているこのシリーズ。(そうだったっけか)
正則学園には様々な取り組み、イベントがあるため、そちらを参照して頂ければ幸いである。
(自分の宣伝は?(笑))
さて、今回のタイトルは、「~日本語と英語の相違点・形容詞編~」である。
(真面目な話題にも少し触れないと、と思ったわけではないが(笑))
以前、日本語と英語の相違点については取り上げたことがあるが、今回は「形容詞」にフォーカスしてみようと思う。
国語においても、英語においても、文法を学習したことが一度でもある読者の方は、「形容詞」という言葉は聞いたことがあるだろう。
ただ、「詞」は「ことば」、つまり「言葉」だということはわかるが、「形容」という言葉は、非常にわかりにくい。
とりあえず、インターネットの辞書を見てみると…。
コトバンクでは、
「品詞の一種。 事物の性質,状態を表す語」。
gooの国語辞典では、
「国語の品詞の一。活用のある自立語で、文中において単独で述語になることができ、言い切りの形が口語では「い」、文語では「し」で終わるものをいう」。
Wikipediaでは、
「名詞や動詞と並ぶ主要な品詞の一つで、大小・長短・高低・新旧・好悪・善悪・色などの動作以外で、物の状態や様子を表し、述語になったりコピュラの補語となったりして人や物に何らかの属性を表す単語でもあり、または、名詞を修飾して名詞句の指示対象を限定する用法、もしくは、述語の中心となる用法で使われる単語のことでもある」。
表現の仕方は様々である。
makkiなりに解釈するならば、コトバンクの表現はかなり概要的、gooの国語辞典は国文法的、Wikipediaは英文法的な説明になっている、と言えるだろう。
とりあえず、makkiが英語科教員ということなので英文法的な側面から触れようと思うが。
よく言われる、「形容詞」は「修飾」する言葉だ、と言っても、その「修飾」という言葉自体も、普段聞く言葉ではあるが、分かりにくい言葉であろう。
説明するという意味だといっても、今ひとつピンとこない人もいるだろう。
普段授業では、「情報を付け加える」と説明している。
英語では、いわゆる「頭でっかち」を嫌うので、(形容詞は)1単語で名詞を説明する場合は左(前)から、2単語以上の意味のカタマリで名詞を説明する場合は右(後ろ)から修飾する。
慣れは必要だとは思うのだが、語順が英語に比べるとフレキシブル(柔軟性に富んでいる)日本語を扱う日本人にとっては、「語順」を重視する言語を習得する際にどうしても弊害になっているようだ。
「関係代名詞の節」は「形容詞節」と説明しても、なかなかピンとこないらしい。
国文法のように、「い」で終わるといった「見た目」で説明できればいいのだが、英語の場合は「機能」で分類する傾向があるので、それも日本人の英語学習者にとっては難しく感じるのだろう。
何かこのことをシンプルに説明する方法はないものか。
日々苦慮している部分である。
(どなたかいいプラン・案ありませんか―?)
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