地図からジェンダーや飢餓について学べる?! さらには自分で地図を作る?!
世界って本当に広いですよね。
世の中には、自国から一歩も出たことがないという人も少なくはないですが、少し視点を変えてみるだけで見えてくる世界は”世界のように”広がっていきます。そんな機会を設けるために...
こんにちは!正則学園英語科のSNです!
年明け前の話になってしまいますが...(”去年”というとすごい前のように感じませんか?わたしだけでしょうか。笑)
2020年11月21日に正則学園高校の特別授業である「SG探究Academy」がありました。担当は今回の記事の著者であるM(社会科)と、H先生(情報科)・N先生(英語科)でした。(SNは単なる仲介役です!!)
1.「ほぼ日のアースボール」を使って世界を見てみよう!
まず初めに生徒は自分の知っている国を挙げていきました。
では、その国がどこにあるのか、ということを調べるために「ほぼ日のアースボール」という最新の地球儀を使いました!
「ほぼ日のアースボール」、見た目は地球の絵が書かれたボール(地球儀)ですが、スマホの専用アプリを使うと、地球について様々なことを教えてくれる魔法地球儀のなのです!生徒たちもスマホ片手に楽しんでいました。
今度はほぼ日のアースボール以外の世界地図を見る、世界地図から世界中の女性たちが抱える課題を見る、などの活動を行いました。
SDG’sの5番目、『ジェンダー平等を実現しよう』を世界地図から学びました。多くの生徒は「モテたい」と思っていますが、モテるためには女性を大切にできる人にならないといけませんね。
2.社会×情報
今度はH先生が登場し、地図と私たちの生活について語ってくださいました。まずはスマホを使って学校から一番近い銭湯を探してみる、ということをしました。みんな比較的早く見つけることが出来ました。
さすが現代っ子、って感じですよね。(ちなみに正則学園高校から一番近い銭湯は稲荷湯です。ここ、テストにでますよ。)
「地図を使っている」という感覚がなくても私たちは地図を上手く活用できているんですね。他にも地図を使ったGPSや自動運転技術の話もしてくださいました。
ちなみに自動運転についての研究は明治大学が積極的に行っているので、興味のある人はぜひ明治大学自動運転社会総合研究所を調べてみてください。
H先生は最後に、「これからは自分たちが地図を作っていく時代になる」と仰っていました。スマホや最新技術を使って自分たちで新しい地図を作る、すごい時代になりましたね・・・。
3.社会×英語
最後に登場したのは英語科のN先生です。N先生の時間では、WFPが発行したハンガーマップを使って世界の飢餓の状況を学ぶ、というものでした。
ハンガーマップとは、飢餓の様子を表した世界地図のことです。地図を見てみると・・・アフリカは飢餓が深刻ですね。
N先生によると、この傾向が続くと世界の飢餓はどんどん加速する、と英語で説明してくれました。
また、使えそうな英文法や言い回しも同時に教えてくれました。N先生が言っていた英文法、今度テストに出てきますよ。しっかり復習しましょう。
他にも、飢餓を救う方法としてフェアトレードのチョコレートを持ってきて生徒にプレゼントしてくれました、さすがN先生ですね。『SDG’s2番目:飢餓をなくそう』大切ですよね。
社会・情報・英語だけでなく、今はやりのSDG’sも学べる貴重な時間になりました。来年はどんな企画が待っているんでしょうか・・・。