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高2Wが創作のテーマ「Passion!! & Vibes!!」高校生が『ほぼ日』を席捲⁉撃沈?予想外の30分限定作品展を振り返る

こんにちは! 正則学園高校の地域連携プロジェクト「pupa」です!

中間テスト明けの最初の活動では、passion「情熱」 vibes「雰囲気・ノリ」をテーマに、生徒たちが自身の想像や妄想を捗らせながら、思うがままに作品を作りました!

ところで、皆さんは上記のテーマを聞いて何を思い浮かべましたか?

ぜひ、自分の考えを頭の片隅に置きながら読み進めてみてくださいね(^^♪

ちなみに、特に断りがない限り、このような「引用」風になっている部分は、教員のコメントです・・・笑


作品作り ―唸りとノリと、満足と

ということで、今回は passion「情熱」 vibes「雰囲気・ノリ」をテーマに、皆で作品を制作しました。

本活動は、生徒2グループと先生1グループに分かれて行いました。競争相手に先生がいるということで、生徒たちは一層気合を入れて活動していました。

しかし、やる気は出たものの、肝心の「何を作るのか」がなかなか決まりませんでした……笑。私もみんなと一緒に唸っていました……意気消沈●~*

ですが、時間が経つれ、誰かが率先して内容を決めたり、とりあえず素材をくっつけたりと、グループごとの個性が具現化されたような作業が行われるようになりました。

そして出来上がったのがこちら。

先生

↑先生グループの作品

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↑生徒①

生徒1

↑生徒②

なんとpupaのメンターの方々も作品を制作していました。

メンター

どれもコンセプトが深そうな、味のある作品ではありませんか?

ちなみに私のお気に入りは、小林さん(ミテモ株式会社)が制作した、

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↑これです

作品が完成したところで、各グループが作品に込めた想いを語っていきました。

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「急に(笑笑)課せられたテーマ」に沿って、柔軟に対応し、作品を完成させることができて、とてつもない達成感を得ることができました

ヤッタネ♪ テレッテッテ~~✨
テレレテェーン、テレレテェーン、テレレテェーン、テテテテェーーン❣ (効果音:皆さんの口で)


ですが、まだ終わりではありませんでした💦


むしろここからが本番

なんと、その翌日に、自分たちの作った作品を『株式会社ほぼ日』様の社員の方々に紹介しちゃいます!!

って、めっちゃ可愛く✨書かれたっ💦 可愛いから良いかっ✨
とか言ってる場合ではなく、、、

しかも、ただ紹介するのではありません

(そりゃそうだろう)

自分たちの作品を「あたかも元々存在していたかのように」設定付けてしまうんです!!

(おっ、やっと面白くなってきた(`・ω・´)シャキーン)

しかも!さらにしかも!
そのことを伝えられたのが発表当日(!)設定を絞り出すのにとても苦労しました……。

「もっと早く言ってくれよ~、昨日だって活動したよねっ。というか、来るの知ってたよね、皆さん」って、みんな思ったでしょうね笑笑
(が、この負荷が大切ですよね!この負荷を絶妙なタイミングでかけることが重要✨✨だって、こっちもそれがカードの一つですよ!)
ていうか、『ほぼ日』の皆さん、普通に正則学園の生徒かなって思っちゃいます。まさかの社会人というか、イケてる方々。pupaであることを忘れちゃいそうになりますね💦

あまりにも抽象的な内容では嘘だとばれてしまうため、制作者や年号、キャプションなど、細かいところまで凝りました。

(なるほど!面白い)

そしていざ発表の時……。私たち生徒は、緊張と不安を抱えながらも、精一杯、ほぼ日の方々に解説を行いました。

中には、アドリブで内容を濃くしたり、学芸員のような声の抑揚をつけたりする生徒も登場。作品がより本格的なものになっていきました。作品は生き物なんだと。ふと頭を過ぎりました。

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また、それぞれの作品で、ほぼ日の方々からの質問や感想が。

担当の生徒が口を回らせ、彼らをだましていきます。ほぼ日の方からも、「そうなんだ~!」と、驚きと興奮がこもった相槌が返ってきました。

これはもしかしてうまくいったのか……!?

一通り説明が終わり、観覧タイムに。
私も改めて作品を見て回りましたが、装飾やセットのおかげもあってか、本当に美術館に置かれているもののように見えました。

みんなで作ったものが立派に飾られているというのはいいものですね。

さぁ皆さん、ついに来ましたよ……。ここで、ネ タ バ ラ シ !!!

ほぼ日の皆さんからは、私たちが思っていた以上の

「えぇ~!?」

をいただきました!!!😊

どうやら、

・設定がちゃんと練られていて、本当に存在しているのかと思ってしまった
・知らない名前が出てきて、架空の人物なのか自分が知らないだけなのか
 わからなくなってきた
・作者の人生(架空)が壮絶過ぎて、同情してしまった
 (ここだけは教員コメントではありません)

だったのこと。

それを聞いていた私は、心の中でガッツポーズ
昔、物書きをしていたことなど、様々な経験をしておいてよかったというものです。引き出しの多さは必要だ!ということを実感✨

説明を担当した他の生徒も顔が緩み、次第に満面の笑みを浮かべていました。

ということでこの企画、


大   成   功 ! !


と言っていいでしょう!!!!


作る歓び、再発見

今回の企画を一言でいうなら、『創作』
それも、自分の想いを三次元的に形にする創作

私にとって、小学校の頃の図画工作の授業を除けば、初めての体験、試みでした。

初めはなかなかアイデアが出てこずに苦戦していましたが、一度軌道に乗ったら、手が止まりませんでした

また、自分が今まで好きでやっていたことが、このような形で役に立つとは思いませんでした。

この企画を通して、創作の楽しさ・面白さはもちろん、自分のしてきたことが意外なところで役に立つということを学ぶことができました。

私以外の生徒も、今回の企画で学んだことは多かっただろうと思います。

そういった意味でも、今回のこの企画は大成功なのではないでしょうか。


創作というものは、人が生きる上で大切な要素だと思います。

自分に新たな視点を与えてくれたり、様々な価値観が得られると思います。

何も、サッカーや野球のように、体を動かしたり、何か技術を学んだりだとか、特に難しいことをしなければいけないということではありません。

でも、技術があれば、やはり凄いことですけどね!
技術を身に着けた人は、キラキラしてますからね!✨
そう、何にでもキラキラする瞬間はある!
輝くために必要なのは、自分がそうだと思ったことをやる、やり抜くではないかと感じます!

ほんの些細な思い付きから、創作は始められるのです。

これを読んでいる皆様も、是非一度、創作をしてみませんか?